【秋の健康①】 なんとなく体がダルイ・・・「秋バテ」していませんか?

朝晩は少し過ごしやすくなってきたけれど、暑い日もあるしジメジメしていて不快感もマックス!気分もすっきりしないし、なんとなく調子がよくない状態が長く続いている気がするな~、と感じていらっしゃる方。それはもしかしたら「秋バテ」かもしれません。

■秋は体調を崩しやすい季節

食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋、実りの秋…で食べ物は美味しいし、食欲もアップ!「秋晴れ」なんて言葉もあって、すがすがしくてさわやか~!と、こう書いてみると秋はとっても健康的なイメージなのですが、意外や意外。実は秋は体調を崩しやすい季節といわれています。

その原因として「夏の疲れ」「気候が変化しやすい」などが挙げられますが、以前「え~!そんなことが夫婦喧嘩の原因に!?」でもご紹介したように、体調のリズムやバランスが崩れる原因が増えてくる季節でもあるんですね。
自律神経の働きとして、身体を緊張させる「交感神経」と身体を休ませてくれる「副交感神経」がありますが、寒暖差が激しいとこれらの働きが乱れやすくなり、食欲不振やさまざまな不調として表面化するようです。

■夏の過ごし方で秋の体調が左右される

秋バテは、夏の疲れも影響します。冷たいものを飲みすぎて身体を冷やしたり、寒いくらい冷房の効いた部屋に長時間いたり、1日のうちで寒暖差が激しい毎日を過ごしたり…。今年、2018年の夏は特に厳しい猛暑だったため、暑さから身を守るためにやってきたさまざまなことで身体に負担がたまっているとも考えられます。その疲労が回復する前に上記のような環境でさらに不調に拍車をかける事態に…。

抜け毛が増えてきた…!と感じてしまう方も多い季節。これは紫外線による頭皮へのダメージが原因。表面的に見える部分だけでなく、頭皮などのケアもこの時期しっかりしておきたいですね。


■まだ間に合う!これからできそうなこと3つ。

秋は、これから迎える冬のために体調を整えておきたい季節でもあります。いくつかピックアップしてみましょう。

1)リラックスする時間をきちんととりましょう
2)適度な運動を心がけましょう
3)バランスのよい食事を!ただし、食べすぎはNG!

「それって、普段からよく言われていることそのままじゃん!」と言われそうですね。この「よく言われている基本的なこと」ができにくくなるのが暑さや疲れです。
気温の差が大きくなるのもこの時期の特徴のひとつです。衣服で上手に体温調整すること、秋の味覚は美味しいけれど食べ過ぎないように適度にセーブすること、ウォーキングなどの軽い運動をしたり、気分転換をするなど、できることはたくさんあると思いますので、工夫してみてくださいね。