【3.11特集】もし帰れなくなったら…

東日本大震災の発生から、もうすぐ6年の月日が経とうとしています。
ライフレンジャーではこれまで、実際に被災された方々のお話を伺い、「枕元に靴を置いてほしい」など具体的な対策もお伝えしてまいりましたが、今年は「もし明日、大きな地震がきたら、そのとき必要な情報は何なのか?」について考えました。


■帰宅困難経験者にアンケート調査を実施

都心部で地震に遭い、帰宅困難になった経験のある方を対象に「必要だった情報はなんですか?」というアンケートを行いました。

170228(降順)

1:家族の安否(407人)
2:交通情報(鉄道の運転再開情報など復旧の見通し)(289人)
3:道路の渋滞・通行止めなどの情報(162人)
4:自宅までのルート案内(125人)
5:食料・飲料が入手できる場所の情報(110人)
6:トイレの場所(77人)

(n=568 (複数回答) 帰宅困難経験者対象に行ったアンケート調査)


◆家族の安否を知る方法

アンケートの結果から、「家族の安否」に関する情報がもっとも多く「必要な情報」としてあげられました。
災害時は、回線の混雑や停電などによって通信状況が悪化し、手元の機器が役に立たないシーンも十分に想定されます。そんな時、どのようにして家族の安否を知ればよいのでしょうか。伝言ダイヤルなどのサービスをご存知でしたか?

◆自宅まで、避難所までのルートを「事前に」知っておく

いざ!となったときには、なかなか冷静に行動できないものです。では、どうすればよいのでしょう?
例えば、よくいる場所(自宅、職場、学校など)から一番近い避難場所をきちんと知っておくこと。また、そこまでのルートを頭の中に入れておくこと。災害時ではないときに、一度でもよいから実際に歩いておくことをおススメします。


■<ライフレンジャー天気+ナビ>がバージョンアップされます!

天気+ナビアプリ_避難MAP

家族の安否がすぐに確認できるよう伝言ダイヤルサービス「171」にワンクリックで繋がります。
交通情報やルート案内、食料・飲料の確保ができる場所の有無やトイレがある場所など、実際に「これで困った」という多くの声から、ライフレンジャーが提供できる情報を見直しました。「使える情報」とは何か?そのとき、どのような形で役に立てるか?を反映したのがこちら「ライフレンジャー天気+ナビ」の最新バージョンになります。

最新バージョンでは、これらの機能を無料で提供
Androidは8日(水)、iOSは9日(木)にアップデート予定です!是非いざという時の備えとしてご利用下さい。



関連リンク:ライフレンジャーこれまでの3.11特集

(2017/03/07 11:00更新)