【スーパーマーズ】まだまだ見える!夜空に輝く赤い星・火星

日が暮れて暗くなった東の空を見上げると、ピンク色に輝く星が目を引きます。先日「大接近」が話題になった火星です。空が暗さを増すほどにピンク色の輝きがハッキリと見えて「赤い星・火星」の個性がよくわかるチャンスです。

画像:国立天文台HP

先日も【スーパーマーズ!?】こんなに近づくのは15年ぶり!話題沸騰中「火星の大接近」でお伝えしましたが、火星は9月上旬頃まではかなりの明るさで輝いていますし、徐々に火星が昇ってくる時間も早くなるので、しばらくの間は火星の観察に適していると言えるでしょう。

■火星ってどんな星?

同じ太陽系の惑星で、地球の1つ太陽から離れた位置にあるのが火星です。地球と同じように岩石でできた惑星で、直径は地球の半分ほど。とても薄い大気に覆われていますが、その殆どが二酸化炭素です。表面を覆っている砂や岩石などが酸化鉄(赤さび)を多く含んでいるために、赤く見えるのです。
火星を天体望遠鏡などで見てみると模様のようなものが見えます。北極と南極には氷でできた白い部分(極冠)があり、蒸発したり凍ったりして大きさが変化しているようです。

画像:国立天文台HP

火星が接近している時期は、表面の模様も観察しやすくなりますので是非天体望遠鏡などで観察してみてください。ちなみに火星を望遠鏡で見ると、写真で観るのとは違った印象を受けるかもしれません。模様はぼんやりと淡い感じで、地球の大気が揺らいでいるせいで揺れて見えることが多いようです。

■気になる!次の接近はいつ?

少し気の早い話になりますが、次の火星接近は?というと17年後の2035年。ですが下図を見ていただくとおわかりのように、少しずつ遠くなってまた近づきますので、一番小さい(遠い)ときと比べると、今年~来年はピンクの輝きを見やすい時期といえそうです。

画像:国立天文台HP

さらに2003年~2300年の間の接近の大きさを比べると2287年が最も大きく見える「大接近」となるようです。2287年、ということは…269年後。その頃、地球はどんな感じになっているのでしょうね。

(アール)