【6/25 朝イチ!】西・東日本は梅雨の晴れ間で真夏並みの厳しい暑さ

今日は、日本の南海上に停滞する梅雨前線の活動は次第に弱まり日本付近は高気圧に覆われてくるでしょう。このため、西・東日本では梅雨の晴れ間で青空が広がる所が多くなりますが、前線に近い九州南部(鹿児島)の種子島・屋久島・奄美地方では大気の状態が不安定で昼頃にかけて雨や雷雨がありそうです。短時間強雨や落雷・突風などの激しい現象にご注意ください。また、北日本では寒気や気圧の谷の影響で北海道で雲が広がりやすく、東北の日本海側でも朝のうちまで一時雨となる所がありそうです。

6/25(月)09時の予想天気図

日中の気温は北海道と東北北部で平年を下回りますが、他は平年を上回り、西・東日本では広く最高気温が30℃以上の真夏並みの厳しい暑さとなるでしょう。内陸部では35℃の猛暑日となる所もありそうです。熱中症になりやすい気象状態となりますので、こまめに水分を取るなど健康管理にご注意ください。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

北海道は、雲が広がりやすく道東では朝のうちまで雨が残るでしょう。日中は、オホーツク海側で時々小雨や霧雨が降る所がありそうです。道南と道東の太平洋側では晴れ間が広がる所が多いでしょう。東北は日中を中心に概ね晴れますが、朝晩は雲が広がりやすく日本海側では朝のうちまで一時雨の所があるでしょう。

各地の天気と気温

日中の気温は、北海道では道南で20℃位まで上がる他は15℃前後の所が多く、外出の際は上着が必要になりそうです。東北は北部や日本海側で20℃前後ですが、内陸部や南部では広い範囲で25℃以上の夏日となり、汗ばむ陽気となるでしょう。福島では30℃まで上がる予想です。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

新潟では朝のうちまで雲が多くにわか雨の所があるでしょう。他は各地とも日中にかけ青空が広がりそうです。夕方から夜は次第に薄雲が広がりやすくなりますが、雨が降る心配はないでしょう。なお、日中は各地で紫外線が非常に強い予想となっています。外出の際は、長袖シャツ、日焼け止め、帽子を着用するようにしましょう。

紫外線の予測分布図12時

(出典:気象庁HP)

日中の気温は、北陸と東海の沿岸部をのぞき広い範囲で30℃以上まで上がり、厳しい暑さとなりそうです。内陸部では最高気温が35℃の猛暑日となる所もありそうです。熱中症になりやすい気象状態となりますので、激しい運動は避けこまめに水分を補給するなど体調管理にご注意ください。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

鹿児島県では梅雨前線に近い種子島・屋久島地方を中心に昼過ぎにかけて雨となり、雷を伴って一時激しく降るおそれがあります。短時間強雨や落雷・突風などの激しい現象にご注意ください。他は概ね晴れますが、昼前後から薄雲がかかりやすくなるでしょう。ただ、天気の崩れはほとんどない見込みです。

降水分布予想09時

日中の気温は、30℃以上の真夏日となる所が多く、厳しい暑さとなるでしょう。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

奄美諸島では雲が多く朝から昼過ぎにかけ雨か雷雨となるでしょう。短時間強雨や落雷・突風などに十分ご注意ください。沖縄は薄雲が広がりやすいですが、雲のすき間で晴れる時間もあるでしょう。沖縄本島地方では昼前後に一時雨か雷雨となる所がある見込みです。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、奄美は29℃、沖縄は30~32℃と真夏並みの厳しい暑さでしょう。湿度も高く蒸し暑い見込みです。

(むらさめ)