和歌山猛烈な雨 関東・東北は強風注意

低気圧や前線に向かって暖湿な空気が流れ込み、近畿・東海地方の太平洋側では激しい雨が断続して降り、大雨となりました。和歌山県南部では局地的に猛烈な雨を観測しました。

雨のピークは過ぎましたが、これまでの大雨で地盤の緩んでいるところがありますので土砂災害に警戒して下さい。また、和歌山県内・静岡県内では河川水位の高くなっているところがあります。しばらくの間は川に近づかないようにして下さい。

■1時間降水量
和歌山 白浜町 日置川 : 89.5mm/h(10:05)
和歌山 古座川町 西川 : 84.5mm/h(10:17)
※いずれも観測史上1位

■24時間降水量(16:40現在)
和歌山 西川: 433.5mm(6月の1位の値を更新)
和歌山 新宮: 367.0mm(6月の1位の値を更新)
和歌山 色川: 365.0mm(6月の1位の値を更新)
静岡 天城山: 306.5mm
和歌山 日置川: 304.0mm(6月の1位の値を更新)
三重 熊野新鹿: 276.0mm(6月の1位の値を更新)

関東・東北地方の太平洋沿岸部では、今夜にかけて強い南風に注意して下さい。強風でモノが飛んでくることも考えられますので、外出される際は十分ご注意ください。


みやっちです。季節は前進し、沖縄は梅雨明け真近。西・東日本で梅雨本番となります。週末も西日本で大雨になるおそれがありますので、引き続き、雨の降り方に注意して下さい。

ABOUTこの記事をかいた人

そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。