二十四節気のひとつ、立秋の豆知識

立秋は毎年、8月7日から8月8日頃に訪れます。ちなみに、2015年の立秋は8月8日。この日を境にして、気候などはどのように変化するのでしょうか。

立秋を過ぎると何が変わる?

立秋の時期は、8月の上旬、年間で最も暑さが厳しい頃だと言われています。つまりその後は、徐々にではありますが次第に暑さも和らいでくるのです。なお、二十四節気を基準に考えれば、夏は立夏から立秋の前日まで。立秋を過ぎた現在、すでに夏は終わってしまいました。これから立冬の前日までが、暦の上では秋に分類されます。そのため、今後も蒸し暑い日はしばらく続くでしょうが、それはあくまでも「残暑」であり「暑中」ではありません。立秋以後は「暑中見舞い」ではなく「残暑見舞い」としなければならないのです。

立秋の約2週間後、8月23日には、立秋に続く二十四節気の処暑が訪れます。この処暑が過ぎると、朝晩の涼しさが増すと言われています。残暑を感じられるのも、あとわずかの期間しかありません。海水浴や花火など、やり残している夏のレジャーがある場合、それを行うのは今のうちなのです。