花火大会を100倍楽しむ方法

今年も多数の花火大会が、全国各地で開催されます。友人や家族などと見物する予定を立てて、楽しみにしている方もたくさんいるはず。そのような方たちは、花火を存分に楽しむためにも、事前に注意事項を確認しておきましょう。

何を持って行けばいいの?

たとえ花火を見物するだけでも、何の荷物も持たずに行くわけにはいきません。夏場であることを考えると、蚊を寄せ付けないための虫除けスプレーは必須でしょう。そのほか、花火大会の終了後は、毎年のように散乱したゴミが問題になります。必ずゴミ袋を持参して、自分が出したゴミは自宅に持ち帰りましょう。

また、花火大会は気温が下がる夜間に開催されるものの、熱中症の対策は必要です。付近に飲料の売り場がない場合もあるので、飲料を持参しましょう。なお、コーヒーや紅茶、緑茶などには利尿作用のあるカフェインが含まれているため、熱中症対策の飲料には向いていません。

風向きを確認してから見物しよう

花火大会の会場がそれほど混雑していなくて、見物する場所を自由に選べる場合は、風上側から見物しましょう。風下側は煙が流れてくるため、せっかくの花火が見にくくなってしまいます。やむを得ず風下側から見物する場合は、花火の燃えカスなどが降ってくることもあるので、長袖の上着を着用したり、首にタオルを掛けるなどして、肌の露出をなるべく減らしましょう。

なお、花火大会によっては、独自の禁止事項を設けている場合もあります。それらをあらかじめチラシや看板などで確認しておき、違反行為をせずに見物しましょう。

 

※参考資料

日本煙火協会「花火大会の安全について」

http://www.hanabi-jpa.jp/uchiage/safe.html