昨日は二十四節気の「小寒」で、寒の入りでした。気象庁から向こう1ヶ月(1月7日~2月6日)の予報が発表されました。
●平均気温は、初冬から続いていた暖冬傾向が沖縄を除き解消し、「平年並か平年より低い」予報です。この期間は1月20日の「大寒」を含み、一年で一番寒い季節になりますが、1月中旬を中心に、近畿・北陸~東北では「かなり低く」なり、寒い「寒の内」になる見込みです。
平均気温(水色は平年より低い地域)
●降水量は、北海道の南部から東部の太平洋側を除き、「平年並か多い」予報で、特に沖縄・奄美では、南からの暖かく湿った空気の影響で「多い」でしょう。
降水量(緑色は平年より多い地域)
●日照時間は、沖縄・奄美と日本海側で「平年並か少なく」、太平洋側では「平年並か多い」予報で、特に山陰~東北の日本海側では、冬型の気圧配置で「少ない」見込みです。
日照時間(灰色は平年より少ない地域)
●日本海側の降雪量は、「多い」予報です。期間の前半は、冬型の気圧配置が強まり、北陸~北海道では「かなり多く」なる所があり、本州の雪不足が解消するでしょう。
日本海側の降雪量(水色は平年より多い地域)
(2017年1月6日 07:00更新)
トミーです。初冬から年明けにかけては北海道を除き、暖冬傾向でしたが、「寒」に入り一転、沖縄・奄美地方を除き、暦に合わせたように、この時期らしい寒さに戻っています。 また、国立感染症研究所によると、51週の12月19日~25日の週ではインフルエンザの患者数が51万人に達し、警報や注意報レベルの地方が多くなっています。累計の推計受信者数も147万人になったとのことです。寒の内は気温が低く寒くなる予報で、更に増加する可能性があります。帰宅後には手洗いやうがいなどで予防に努めましょう。
51週の12月19日~25日のインフルエンザ流行レベルマップ