今日の日本列島は弱いながらも高気圧に覆われるでしょう。このため、日中は沖縄本島~西日本と関東南部で、雲が多くなる他は、穏やかに晴れる所が多い見込です。雨の降る所も殆どありませんが、九州南部から四国と紀伊半島の南に面した山沿いで夕立に注意して下さい。
21時の予想天気図
(H:高気圧、L:低気圧、FOG:霧)
15時の予想天気分布
(水色:晴れ、灰色:曇り、緑・赤色:雨)
今朝の最低気温は、東北~北海道で暖かった昨日の朝に比べ、4度~8度も低くなっていますが、平年並の冷え込みの所が多いでしょう。その他の地方は、引き続き平年より3度~6度も高い10月上旬の頃の暖かい朝になっています。日中の最高気温は、ほぼ全国的に平年より2度~6度も高い所が多い見込です。沖縄では引き続き30度を超える真夏日の所が多く、九州~東海では25度を超える夏日で、30度近くまで上がる所もあり、汗ばむ陽気が続くでしょう。一方、関東と北陸~東北では20度を超え、北海道でも15度を超えて爽やかな陽気になる見込です。
19日の予想最高気温
(2016年10月19日 7時更新)
トミーです。フィリピンの東海上にある猛烈な台風22号は、3時には中心気圧が900hPaと、台風14号が9月14日に台湾近海で観測した890hPaに次いで、今年2番目に強い勢力に発達しています。
6時の気象衛星ひまわり雲画像
(台風の眼がハッキリ見られます)
今夜にもルソン島に上陸する可能性があり、その後21日に香港に接近し、中国大陸に上陸する見込です。沖縄から500キロ以上離れていますが、遠い影響を受け、海では既に高いウネリが入って来ています。明日からは天気も不安定になり、先島諸島では断続的に風雨が強まるので注意して下さい。また、中国大陸に上陸後は大回りして、週明けには温帯低気圧に変わって九州に接近する可能性があり、今後の動静にも注意が必要です。
台風22号の6時現在の進路予測