今日は、前線が東北地方まで北上し活動が弱まりますが、西～東日本の太平洋側と北日本では気圧の谷や湿った空気の影響を受けるでしょう。このため、西日本の日本海側と北陸では晴れますが、九州・四国の太平洋側から東海では変わりやすい天気で、日差しもありますが所によりにわか雨や雷雨もあるでしょう。急な強い雨・落雷や突風などの天気の急変に注意が必要です。関東から東北・北海道でも雲が広がりやすく、太平洋側を中心に雨となる所がありそうです。また、西～東日本の太平洋側では台風第21号からのうねりにより次第に波が高まるでしょう。海のレジャーや船舶は注意して下さい。
9/3（月）09時の予想天気図
西日本と東海・北陸にかけては日中の最高気温が平年を上回る30℃以上まで上がり、真夏並みの厳しい暑さが続きそうです。熱中症になりやすい気象状態が続きますので、暑さを避けこまめに水分を取るなど体調管理には十分にご注意ください。一方、関東では9月下旬並みの25℃位で比較的過ごしやすいでしょう。北日本ではほぼ平年並みの所が多くなりそうです。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
北海道は道北とオホーツク海側では晴れる所が多くなりますが、他は雲が広がりやすく太平洋側を中心にときおり弱い雨がぱらつくでしょう。濃い霧のため見通しが悪くなる所がありますので車の運転などはご注意ください。東北も日本海側で晴れ間が広がる他は雲が多く、太平洋側を中心ににわか雨がありそうです。急な雨に備え折り畳み傘があると安心です。
各地の天気と気温
日中の気温は、平年並みの所が多いでしょう。北海道は25℃以下で、道東の太平洋側では20℃を下回り外出には上着が必要になりそうです。東北は25℃～28℃位で少し蒸し暑さを感じるでしょう。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
北陸や長野で晴れ間が広がる他は、全般に雲が広がりやすいでしょう。東海では昼前、関東の太平洋側では昼過ぎまで雨となり、天気がぐずつくでしょう。伊豆諸島では昼にかけ雷を伴って激しい雨となるおそれがあります。短時間強雨・落雷や突風などの天気の急変にご注意ください。
降水分布予想09時
日中の気温は、東海の一部と北陸では30℃以上まで上がり、厳しい暑さが続く見込みです。一方、関東では日差しが少ないため気温はあまり上がらず25℃位となりそうです。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
九州北部から山陰にかけては概ね晴れるでしょう。他もはじめ晴れ間が広がる所が多いですが、昼以降は九州と四国の太平洋側、近畿地方南部にかけて雨となりそうです。夕方以降は、大気の状態が不安定となり、太平洋側では雷を伴い非常に激しい雨となる所もありそうです。落雷・突風などの天気の急変にも注意が必要です。また、日本の南海上を北上中の台風第21号の周辺海域では猛烈なしけとなっており、太平洋沿岸では台風からのうねりで波が高くなるでしょう。海岸や防波堤などには不用意に近づかないようにしましょう。
海上の風と波の予想12時
気温は、各地とも30℃以上まで上がり、真夏並みの厳しい暑さが続くでしょう。熱中症になりやすい気象状態が続きますので、暑さを避けこまめに水分補給を行うなど健康管理には十分ご注意ください。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
台風に近い大東島地方は大荒れの天気となるでしょう。北のち西よりの風が強く雨が断続し、雷を伴い激しく降るおそれがあります。また海上は6メートルの大しけとなる見込みです。暴風や高波に厳重に警戒して下さい。奄美もはじめ晴れ間がありますが、次第に雲が広がり昼頃からにわか雨や雷雨があるでしょう。変わりやすい天気に注意して下さい。沖縄本島と先島諸島では概ね晴れでしょう。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、30℃～32℃位の見込みです。
（むらさめ）
