【7/26 朝イチ!】西・東日本は猛暑と共に天気の急変に注意

今日も日本付近は高気圧に覆われますが、北日本から東日本の太平洋側は湿った空気や寒気の影響を受けるでしょう。このため、西日本と東日本の日本海側では概ね晴れる所が多くなりますが、北海道と東北北部、および関東・東海にかけては雲が広がりやすくなりそうです。また、甲信・東海・近畿では午後は大気の状態が不安定となり、山沿いを中心に夕立がありそうです。局地的には雷を伴い非常に激しい雨が降るおそれがありますので、天気の急変にはご注意ください。

7/26(木)09時の予想天気図

日中の気温は、引き続き平年並み以上となる所が多くなり、東海・北陸から九州・沖縄にかけては真夏の厳しい暑さが続き、内陸部を中心に最高気温が35℃以上の猛暑日となる所もありそうです。熱中症になりやすい気象状態が続きますので、暑さを避けこまめに水分を取るなど体調管理には十二分にご注意ください。一方、北日本の太平洋側から関東にかけては冷たく湿った空気が流れ込む影響で平年並みの気温の所が多く、いくぶん暑さが和らぐでしょう。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

北海道は雲が広がりやすく、太平洋側では午前中まで霧により見通しが悪くなる所があるでしょう。ただ、天気の大きな崩れはなく、午後は次第に晴れ間が広がる所もありそうです。東北も雲が広がりますが、南部では昼頃から次第に晴れるでしょう。

各地の天気と気温

日中の気温は、北海道の太平洋側の沿岸部ではほぼ平年並みの20℃台前半の予想ですが、他は平年を上回り内陸部を中心に厳しい暑さとなるでしょう。旭川や北見は最高気温が30℃以上の真夏日の予想です。東北も北部や太平洋側の沿岸部ではほぼ平年並みの陽気で暑さが和らぎますが、内陸部を中心に最高気温が30℃以上の真夏日となる所が多くなりそうです。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

北陸は概ね晴れますが、太平洋側では湿った空気や上空の寒気の影響で雲が広がりやすいでしょう。午後は大気の状態が不安定となり、夕方から夜にかけては山沿いを中心に局地的なにわか雨や雷雨の所がありそうです。急な強い雨・落雷・突風などに十分ご注意ください。

降水分布予想18時

日中の最高気温は、関東をのぞき30℃以上となり厳しい暑さが続くでしょう。内陸部では35℃の猛暑日の所もありそうです。熱中症になりやすい気象状態となりますので、健康管理には十分ご注意ください。一方、関東では茨城・千葉などの東部を中心に30℃を割り込みいくぶん暑さが和らぎそうです。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

薄雲が広がりやすいですが、日中は概ね晴れるでしょう。ただ、近畿地方と九州・四国の一部では、午後から大気の状態が不安定となり、夕方から夜は山沿いを中心ににわか雨や雷雨の所がありそうです。急な強い雨、落雷、突風などの激しい現象にご注意ください。なお、日中は紫外線が非常に強い予想となっています。外出の際は、日傘や帽子、日陰を利用するなど紫外線対策をお忘れなく。

紫外線の予測分布図12時

(出典:気象庁HP)

日中の気温は、各地で30℃を超え真夏の暑さが続くでしょう。35℃以上の猛暑日となる所も多くなりそうです。熱中症になりやすい気象状態が続きますので、こまめに水分を補給するとともに、激しい運動はなるべく控えましょう。屋内ではエアコンを上手に使い、屋外では日傘や帽子を利用し、出来れば保冷剤や冷たいタオルなどを携行し体温の上昇を防ぐよう心がけましょう。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

概ね晴れますが、奄美や先島諸島では薄雲が広がりやすいでしょう。沖縄本島地方では午後からにわか雨のところもありそうです。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、各地とも31~32℃となり真夏らしい暑さが続くでしょう。

(むらさめ)