9月最初の日曜日は、台風16号の影響を受ける沖縄・奄美と、台風15号の影響を受ける北海道網走北見紋別地方で、あいにく、曇りや雨になるでしょう。
予想天気図
この他の地方は、台風15号が日本から離れて、大陸から高気圧が張り出して来るため、関東~北日本では台風一過で、日中はほぼ全国的に秋晴れで、行楽・お出かけ日和になる所が多いでしょう。
3時の台風15号の進路予測
一方、海は全国的に波やウネリ高い所が多く、沖縄から北海道の太平洋沿岸は2.5m以上で、特に伊豆諸島から北海道の太平洋沿岸はまだ、4m以上のシケ模様が続くの十分注意して下さい。
12時の波高予測
日中の最高気温は、東北~北海道で今頃(平年並)より低い、9月中旬~10月上旬の涼しさになる他は、全国的に今頃の初秋らしい陽気の所が多いでしょう。
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
網走北見紋別で、曇りや雨の所が多い他は台風一過で、日中は秋晴れになる所が多く、行楽・お出かけ日和でしょう。
日中の最高気温は、今頃の少し汗ばむ陽気(仙台・秋田27℃)に戻る他は、今頃より2℃~5℃低い9月中旬~10月上旬の頃(札幌・旭川21℃、釧路20℃、稚内・網走17℃、秋田・盛岡25℃)のしのぎ易い陽気の所が多いでしょう。
【東日本】(東海・北陸・関東甲信・島しょ部)
台風15号が去り、関東では台風一過で、その他の地方も朝晩 雲の多い所でも日中は秋晴れになる所が多く、行楽・お出かけ日和でしょう。
日中の最高気温は、北陸・長野で9月中旬~下旬の頃の陽気(長野24℃、新潟・富山25℃、金沢・福井27℃)になる他は、今頃の少し汗ばむ位(東京・横浜・前橋29℃、さいたま・甲府30℃、名古屋・岐阜32℃)の所が多いでしょう。八丈島28℃、父島30℃で、今頃の陽気に戻る見込みです。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
山陰から近畿北部で、雲が多い他は、秋晴れになる所が多く、行楽・お出かけ日和でしょう。ただ、九州南部から四国南部ではまだ、日差しが強いので「紫外線対策」をしてお出かけ下さい。
12時の紫外線予測
日中の最高気温は、近畿や山陰で9月中旬の頃のしのぎ易い陽気(大阪30℃、京都・松江・鳥取28℃、舞鶴26℃)になる他は、今頃の汗ばむ位の陽気(福岡30℃、広島・高知・鹿児島・熊本31℃)の所が多いでしょう。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
南シナ海の台風16号の影響で不安定な天気になり、あいにく、曇りや雨の所が多いでしょう。傘を持ってお出かけ下さい。
15時の降水予測
日中の最高気温は、今頃の蒸し暑さ(名瀬・宮古島31℃、那覇・石垣島32℃、南大東33℃)になるでしょう。
■今日のヒトコト
台風15号は今朝は加速しながら関東の東方海上を北上し、北日本から離れて通過する見込みです。このため、天気への影響は限定的で、関東~北の太平洋側でも日中は台風一過の秋晴れになる所が多いでしょう。ただ、海上は波やウネリが高いので注意が必要です。
一方、南シナ海には台風16号があって、大陸方面に向かっていますが、南西諸島では遠い影響で不安定な天気になる見込みです。
トミーです。9月1日に気象庁から今年の「梅雨入り」・「梅雨明け」の日の見直しが発表されました。今年は当初の発表日から大幅に変更されている地方が多くなっています。
今年の梅雨入り・梅雨明けの確定日(頃)
赤色が変更された地点
①見直しの結果、梅雨入りは一転、かなり遅い地方が多くなり、東北南部の6月30日頃は、1951年の統計開始以降、最も遅く、北部は2番目に遅い梅雨入りでした。
②一方、梅雨明けは、九州北部~関東甲信では早い地方が多くなり、関東甲信ではかなり早い(過去4番目)梅雨明けになりました。一方、北陸では遅く、東北南部・東北北部では、梅雨明けの時期を特定出来ませんでした。東北で梅雨明けが特定できなかったのは、2009年以来で、1951年の統計開始以降、東北南部では5回目、北部では6回目になります。
③梅雨の時期の降水量(沖縄・奄美は5月~6月、この他は6月~7月)は、沖縄~九州南部は平年並でした。九州北部~関東甲信は、平年比70~80%で少なく、北陸~東北は、平年比110~130%で多くなりました。
昨日は生物の便りはありませんでした。