【6/22 朝イチ!】九州南部・北海道「激しい雨」 中国~関東「熱中症」に注意!

今日は中国・近畿から関東・東北の太平洋側で梅雨の晴れ間となり、沖縄も晴れる見込みです。一方、奄美地方から九州・四国は梅雨空で、東北の日本海側と北海道も雨が降り易いでしょう。日中は日差しの出る所で気温が上がり、7月~真夏並の暑さになりそうです。

予想天気図

各地の天気のポイント

北日本】(東北・北海道)
低気圧の近づく北海道は雨で、東部を中心に激しく降る所があるでしょう。大雨に注意が必要です。また、東北の日本海側も湿った空気が入り、曇りや雨になりますが、東北の太平洋側では天気が回復して、日中は晴れて、早くも梅雨の中休みになる見込みです。ただ、東北北部や北海道では、風が強く吹き易いでしょう

12時の降水予測

日中の最高気温は、道東で15℃に届かず、5月上旬頃の肌寒さになる所があり、その他の北海道や東北の日本海側でも気温が上がらず、15℃~20℃で、昨日より大幅に下がる所が多いでしょう。一方、晴れる東北の太平洋側では、今頃(平年並)か高くなり、7月~真夏並の暑さになる所も多い見込みです。昨日との気温差も大きいので、「暑さと紫外線対策」をしてお出かけ下さい。

東日本】(東海・北陸・関東甲信・島しょ部)
新潟県は中越・下越で雲が多く、午前中は雨の降る所もありますが、その他の地方は天気が回復して、日中は梅雨の晴れ間の所が多いでしょう。ただ、梅雨前線に近い伊豆諸島では雲が広がり易く、午後は南部を中心に雨が降る見込みです。

18時の降水予測

日中の最高気温も、新潟県で今頃か5月下旬頃の陽気の他は、昨日より大幅に高くなる所が多く、7月並の暑さになるでしょう。東京をはじめ、関東の内陸や甲信南部・東海では、30℃以上の真夏日になる所もあるので、「熱中症」に注意してお過ごし下さい。

西日本】(九州・中国・四国・近畿)
中国と近畿中部・北部では晴れる所が多いですが、近畿南部と四国の瀬戸内側、九州北部では雲が広がり易く、雨の降る所もあるでしょう。また、梅雨前線に近い九州南部や四国の太平洋側では雨が降り易く、九州南部では激しく降る所もありそうです。

12時の降水予測

日中の最高気温は、九州北部や中国・近畿で7月並の暑さになる所が多い他は、今頃の気温の所が多く、九州南部では25℃を下回り、4月~5月頃の気温で、しのぎ易いでしょう。

沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
梅雨前線に近い奄美地方では梅雨空で、十島村では激しく降る恐れもあります。一方、沖縄では晴れる所が多いでしょう。

15時の降水予測

日中の最高気温は、奄美は今頃の気温で、蒸し暑いでしょう。沖縄では30℃以上まで上がり、今頃の暑さになりそうです。

今日のヒトコト
昨日、北陸と東北でも、平年より7日~9日も遅く、梅雨入りの発表がありました。これで、梅雨の発表がない北海道を除き、梅雨入りしたことになりますが、今日は梅雨前線に近い奄美や九州・四国で梅雨空になる他は、梅雨の中休みになる所が多いでしょう。晴れる所では昨日より気温が大幅に高くなる所が多いので、「暑さと紫外線対策」をしてお出かけ下さい。特に中国・近畿の内陸や日本海側、東海・関東では、30℃以上の真夏日になる所もあるので、「熱中症」に注意して下さい。一方、九州南部と北海道東部では、激しい雨の降る恐れがあるので注意が必要です。



アルスです。昨日は四国から東北の太平洋側を中心に大雨となり、全国的に風も強まり、大荒れの天気になりました。1時間降水量は、和歌山県日置川で89.5mm、同じく和歌山県西川で84.5mmと、観測史上1位の値を更新したほか、近畿・東海・関東で6月としては1位の値を更新した地点がありました。また、24時間降水量も、和歌山県西川の433.5mmをはじめ、和歌山県、三重県、愛知県、静岡県で6月としては1位の値を更新するなど、特に近畿から東海の南斜面の地域で大雨となり、床下浸水や避難勧告が発表された自治体もありました。

九州から北海道にかけて21日の日降水量分布

一方、沖縄では太平洋高気圧の張り出しが強まるため、梅雨前線の南側に入り、今後は晴れる日が多く、梅雨明けの発表も近いでしょう。沖縄の梅雨明けの平年は6月23日頃なので、大体、平年並の梅雨明けになるかもしれませんね。