沖縄・奄美で梅雨空が続く他は、今日も全国的に晴れて、季節外れの厳しい暑さになる所が多いでしょう。「暑さと紫外線対策」をしてお出かけ下さい。熱中症にも注意して下さい。
【昨日20日の一番】
5月として、北海道で5か所(帯広空港31.0℃、釧路地方鶴居村30.3℃など)、青森・長野・石川県で各1か所で、日最高気温の記録を更新しました。また、大分県日田では今年の全国の最高気温になる33.1℃を観測し、30℃以上の「真夏日」も、平年並だった沖縄県では30℃以上の所はありませんでしたが、九州~北海道の165か所(19日は26か所、南鳥島除く)で観測され、今年最多になりました。25℃以上の「夏日」も726か所(19日は583か所、全観測地点の78%)で最多でした。富士山頂でも日最高気温が4.2℃、日最低気温が-1.0℃で、共に今年一番高い気温でした。
【今日21日の天気】
9時の予想天気図では、日本付近は本州の南東の海上に中心を持つ大きな高気圧に引き続き覆われる見込みです。一方、沖縄の南の海上には梅雨前線が停滞しています。
予想天気図
このため、沖縄と奄美諸島では、あいにく今日も梅雨空で、雨の降り易い天気が続くでしょう。この他の地方は、北海道北部や東部で雲が多くなる他は、昨日と同様に全国的に良く晴れる所が多い見込みです。
21日の天気予報
【今日21日の最高気温】
沖縄~九州南部では引き続き今頃の陽気が続き、北海道で昨日より気温が下がる他は、昨日と同じ位まで上がり、30℃を超える「真夏日」の所も多いでしょう。特に今日は関東~東北で昨日より更に高くなり、平年(今頃)より6℃~10℃も高く、福島で34℃、熊谷・前橋で33℃の厳しい暑さが予想されています。ただ、この季節外れの厳し暑さは今日までで、週明けの明日からは次第に暑さが収まって来る見込みです。暑さと紫外線対策、そして運動時等は「熱中症」にも十分注意して下さい。
21日の予想気温(最高/最低)
4時現在、岩手県内陸と北海道の網走地方斜里と根室地方羅臼には引き続きナダレ注意報が発表されています。
【今日21日の波高】
4時現在、与那国島地方を除く沖縄の沿岸に波浪注意報が発表されています。沖縄では今夜にかけても引き続き波やウネリの高い状態が続き、奄美諸島でも午後は波やウネリが高まるので注意して下さい。この他の海域は、1.5m以下で穏やかでしょう。
15時の予想波高分布
沖縄・奄美で2.5m以上
トミーです。今日は二十四節気の一つ「小満」(しょうまん)です。あまり聞き慣れない節気ですが、「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」。すなわち万物が生長して勢いづき、草木が次第に茂る頃」の意味があります。このころになると葉が生い茂り、葉の色が濃くなる時期です。秋に植えた麦の穂も実り始めたので「少し満足する」という意味を省略して「小満」となったという説もあります。
今日まで季節外れの厳しい暑さが続きます。日曜日でお出かけの機会も多いかと思いますが、暑さ対策をして、熱中症にも注意して下さい。
小満の頃
万物盈満すれば草木枝葉繁る
昨日は長崎からシオカラトンボの初見の便りが届いています。