【イルミネーション号外!】流れ星に願いを届けてくれるって…

流れ星とコラボしたイルミが話題に!

2016年しめくくりのふたご座流星群は観測するにはあまりよい条件ではありませんでしたが、でも頭上には、見えないだけで星は流れていたのですね。

私たちが見ることのできる流れ星は限られていますが、日本上空では1015分間隔で流れ星が検知されているそうです。そして、なんとこれをリアルタイムに検出するシステムが完成し、流れ星の時間・大きさ・活発度によってイルミネーションも変化するという、なんとも素敵なイベントが人気を博しています。
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ライフレンジャーでもイルミネーション特集ページがありますが、これは見逃せない!と、日本橋の現場に突撃!詳しいお話を伺ってきました。

見えない電波の動きが見えない流れ星をキャッチしていた!

「日本各地から発信されるFMラジオの電波が流れ星(=障害物)にぶつかって跳ね返ってきたのを地上に設置された受信局でとらえることによって、流れ星が流れたことを検知できる、ということなんです」…なるほど!何もなければそのまま放出されるのに、ぶつかるから存在がわかる、ということなんですね。

でもいったいなぜ、こんなしくみをイルミネーションにしようと思ったのでしょう?

「流星という予期できない自然現象と連動させることによって、演出内容や演出時刻があらかじめ決まっている従来のイルミネーションとは違った、一瞬のきらめきやときめきを感じさせるイルミネーションを提供してみたかったという想いがあります。また、ヨーロッパの一部の民話によると、神様が地上の様子を伺う際に天界の戸口をちらっと開けてこちらを覗く時に漏れ出す天国のかがり火が流れ星となってみえる。というお話があります。つまり流れ星が見えている間は、神様が自分たちをみているので願い事を唱えると叶うかもしれない。ということなんだそうです。 ただ、実際に流星が流れた瞬間に願いごとをするなんてとてもできないですよね。なので、皆さんからの願いごとを特設ページから投稿していただき、そのお預かりした願いごとを、流星を検知した瞬間に3回イルミネーションの光と共に空に打ち上げるといった内容の流れ星に願いごとをする代行サービスのようなこともやっています。」

流れ星が検知されると、寄せられたメッセージがキラキラした文字となって踊り始め、スーっとまっすぐ天に届けられる映像が映し出されます。この映像がまたとってもステキ。想いがカタチになって、本当に天に向かって飛んでいくみたい。もしかして私の願いも叶っちゃうかも!

宇宙は解明されていないことも多いし、人間の目で見える範囲も限られています。技術が進歩して科学的・天文学的にいろんなことが「わかった」としても、やっぱり流れ星には「ロマン」がありますよね。私たちがイルミネーションを見て心を和ませたりワクワクしたりするように、光には、人の心に希望や期待を持たせる力があるのかもしれません。

見えない流れ星をイルミネーションで体感できるこちらのイベント、開催は日本橋室町の「福徳の森」で201719日まで。

願い事を届けてほしい方はこちらを参照ください。

NIHONBASHI-願いの森」公式サイト

http://negai-no-mori.jp/


keino_winter
こんばんは。けいのっちです。
きよさん、フカダさんと会社を飛び出して取材に行ってまいりました!
もともとは「神社に囲まれた土地だから」と「願い」に関するイベントができないかと企画されたものだったそうです。とても素敵なお話ですよね。私も「多くの人が幸せになるような仕事ができたらな」と思ったインタビューでした。今回はイルミネーション特別編でしたが、次回は何になるか乞うご期待!