今回ライフレンジャーではタイヤ交換の対応時期と、この冬の天気の特徴などを紹介します。雪の多いエリアにお住まいの方でタイヤ交換を済ませていない方、必見です!
■東北以北でまだ交換していない方、お早めに!
各地のポイント
■北海道
道内では本格的な冬を待たずに雪の積もりだしているところが多くなっていますが、まだタイヤ交換を済ませていない方も多いようです。次の大雪のときまでには‥などと悠長に構えずに早急に対応しましょう!
■東北・北陸
国内有数の豪雪地帯を抱えるこれらのエリアでも、遅くとも11月中には交換を済ませておくとよさそうです。
■西日本日本海側
平地では12月になってからでも大丈夫なところも多いようですが、山陰地方の峠道など凍結しやすいところを夜間に運転される方などは今月中には対応しておきたいですね。
■東日本~西日本太平洋側
こちらのエリアでは沿岸ほどタイヤ交換が必要な時期は後になりそう。ただ、Mapをよく見ると、同じ関東でも南関東と北関東では全然傾向が違います。北関東の郊外や甲信地方などでも11月中のタイヤ交換がおススメです。
■積雪だけじゃない!冬道走行で気をつけることは‥
路面凍結要注意の3つのポイント
これからの季節、冬用タイヤやチェーンなどで対策をするのはもちろんのこと、どの道路のどの場所が危険なのか知っておく必要があります。
たとえば上のイラスト、冬場に事故が起こりやすいポイントをまとめました。こうした所では気温が比較的高いようなときであっても、凍結によるスリップ事故が発生しやすくなります。
普段利用する道路で路面が凍結しやすい場所はどのようなところなのか、あらかじめよく把握しておきましょう。
■この冬は雪の事故が増えるかも‥?
冬(2016年12月~2017年2月)の降水量の傾向
今年の冬、雪や雨の量は北日本や西日本では平年よりも多くなる可能性が高いと見られています。
なお、いつもの年に比べて特徴的なのは下のような2点があげられます。
・この冬は西日本で強い寒気の影響を受けやすい
・北日本では太平洋側も含めて雪が多くなるかも
これらの地域ではいつも以上に注意が必要ですね。また、“平年並み”とは言い換えたら“いつも通り雪の多い冬”とも言えるかもしれません。降水量が多いと予想されていない北陸や甲信地方などのエリアでもやはり雪への備えは万全に行っておきましょう。
(2016/11/18 14:00)
首都圏や東海地方など普段あまり雪が降らないような地域ではタイヤ交換という文化が無いかもしれませんが、雪の多いエリアではとても大事な冬支度のひとつです。早めに対策をして安心して本格的な冬を迎えられるようにしておきましょう。