【サーファーがこっそり教える】海レジャー虎の巻☆

日本の夏は短く、海のレジャーを楽しめる期間もとても短いです。そこでサーフィン歴20年の私が考える、”これ結構貴重なんです!”な海レジャーを楽しくするコツをまとめてみました。

まずは前日以前に確認すること

「せっかく海に来たのに大しけで全く海に入れな~い」なんてことにならないために、予定している日に海のレジャーが可能であるかどうかを確認することが大切です。

天候や風の強さ、波の高さ、水温を事前にチェックしましょう。

ライフレンジャー(スマートフォン)での確認方法:

ライフレンジャーTOP

波・風

波浪・海水温

ライフレンジャーの海水温、波浪画面

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同じ海岸でも、海岸の向きによっては波が穏やかだったり荒れていたりにかなりバラつきがあったりもするので、ライブカメラ等でチェックするのも良い方法です。

 

次に日焼け対策です。夏の日差しはとても強く、曇りの日でも強い紫外線が降り注ぐときもあります。対策としては

・テントなどで日差しを避ける

・日焼け止めクリームを塗る

・ラッシュガードやウェットスーツなどを着る

の3つの方法があります。

→テントなどで日差しを避ける場合

こちらは、意外と難しいんです。太陽は常に動いていて日陰は一定ではないことや、浜辺では風が吹いていることが多いので安定しないなどが原因です。そこで、ワンタッチテントと呼ばれているタイプがおすすめです。

 

→日焼け止めクリームで対策する場合

注意すべきは、肌に合わないことがあることです。テスターがあれば試せますがない場合は医師に相談したり、肌に合わなかった時に無駄が最小限で済むように小さいサイズを選択しましょう。

日焼け止めは海レジャー当日に入手しようとすると選択肢が限られたりするので、事前に入手しておくと便利です。

 

→ラッシュガードやウェットスーツで対策する場合

タッパー(上半身のみの薄手なウェットスーツ)

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ラッシュガードやウェットスーツはTシャツのような形で簡単に着用できて、かつオシャレなデザインのものもたくさんあります。

選ぶコツとしては、できるだけ明るい色のものを選ぶと良いです。万が一の際に発見されやすいのと暑さ軽減になるためです。

顔や手や首など肌が出ている部分は日焼け止めクリームで対策することを忘れずに!

 

混雑対策

「朝出たのに結局海についたのお昼過ぎだった~」とか「夕方海を出て、帰宅したのは深夜だった~」というケース、意外とあるんです。

対策としては、出発の時間帯をずらすしかありません。狙い目の時間帯ですが、これも私の経験ですが、空いてるのは下記のどちらかです。

・早朝(5時など)に出発し朝(8時など)に到着、お昼には帰る

・お昼前に出発し14時頃に到着、夕飯等も海の近くで済ませて夜20時頃に帰る

ただし、遅く出る方は目的の海岸の監視員がいる時間帯に注意しましょう。

 

土曜日は花火大会情報をチェック

夏の時期の海岸は花火大会も多いです。

特に土曜日は多く開催されますので、目的地近くで開催される花火のスケジュールをチェックしましょう。

夜の海に反射する打ち上げ花火は、熱帯夜の肌を感動でヒンヤリさせてくれます。

 

海のキケン

海のレジャーは楽しい!!でも最低限知っておきたい”危険”もあります。まずは潮の流れ(離岸流、横向きの流れ)です。

波が小さい日でも局所的に強い流れがあることはよくあります。監視員の指示や地元の方のアドバイスを聞きましょう。

次に、主に海釣り向けの危険事項ですが、海の波は一定ではなく、サーファー用語では”お化けセット”と呼ばれる、とても大きな波が来ることがあります。頻度が低いため対策も難しいのですが、”たまに大きな波がくることがある”と意識しておきましょう。

 

では次に危険な生物について

私の経験で遭遇頻度順にすると

・クラゲ(漂っていて、触手に触れると刺して毒を注入してきます)

・エイ(誤って踏んでしまった際などにしっぽにある針で刺して毒を注入してきます)

・ヒョウモンダコ(漂っていてぶつかったりすると噛み付いて毒を注入)

・サメ(海の中でいきなり噛みついてきます)

です。

刺されるととても危険なクラゲの一種”カツオノエボシ”

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エイ(危険を感じるとしっぽの中間にある大きな針で刺します)

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これらの対策ですが、どれも”いきなり出現する”ということは少なく、被害が出るようなときには事前に情報が出回っているので、直近の傾向を調査しておくだけで有効です。

クラゲについては、ラッシュガードやウェットスーツを着ることによって刺される面積を減らせますし、リーフブーツやウォーターシューズを履くことによってエイを踏んでしまった際に刺される可能性を低くできます。

サメについてですが、もし遭遇した時は慌ててバシャバシャと逃げるのではなく、できるだけ音を立てないようにして静かに遠ざかりましょう。

事前にこういった危険な生物について監視員の方や地元の方などに聞いておくと良いですね。

 

最後に、

“夏”、”海”(、”恋”)がテーマの曲は、海レジャーを盛り上げてくれる名曲が多いですよね♪

是非素敵なBGMも連れていってみてください。

皆様の海レジャーが素敵な時間になりますように、祈っています☆

 

海岸での夕焼け

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 kajiwara_winter
kazy予報士です。
皆さんは夏が好きですか?紫外線は強く
海は人が増え海までの道は車が増え
海の中には危険な生物も増える夏ですが、、
私は夏が大好きです。

ABOUTこの記事をかいた人

1日の摂取カロリーが4,000kcal近い大食漢。全てのエネルギーは2m近い体躯を支える美しい筋肉の増強で消費され、サーファーとしての高いパフォーマンスにつながる。本人の意識は観葉植物に近いが実際は肉食系。世界で通用する超一流サーファーとともに大波にライドしたい美活男子。