気象庁から今朝、九州北部地方(山口県を含む)で、「梅雨明けしたと見られます」との発表がありました。
これは平年(7月19日頃)より1日遅く、昨年に比べ2日遅い「梅雨明け」になります。
12時の気象衛星ひまわりの雲画像
九州北部地方は太平洋高気圧に覆われ、概ね晴れています。向う一週間は、山沿いや内陸部を中心に、にわか雨や雷雨となる所がありますが、晴れる日が多い見込みです。
12時の紫外線予測
主な地点の梅雨の期間の降水量は山口で平年の半分程度だった他は、平年並に近い降水量でした。ただ、先日の記録的水害に見舞われた、福岡県朝倉や大分県日田では、7月1日~19日までの降水量と7月の平年の月降水量を比較すると、平年の1.5倍~2倍に達しています。
梅雨期間の主な地点の降水量と平年比
(朝倉と日田は1日~19日までの比)
梅雨が明けていないのは、北陸・東北南部と北部です。これらの地方の梅雨明けは、しばらく先(来週半ば以降)になりそうです。