『花粉は少ないはずなのに、くしゃみがとまらない!』の理由は?

花粉症の方にとってはつらい季節が続いていることと思います。今年の花粉は例年よりも多めのところが多いということです。引き続き十分な注意が必要ですね。

ところで、今回は花粉に関して誰もが感じるこの疑問に関して解説したいと思います。


 –症状と飛散量の関係は?

花粉

花粉症の症状の重い方では、

『花粉は少ないはずなのに、くしゃみがとまらない!』

という経験をされる方も多いのではないでしょうか。実は花粉の飛散が少ない場合でも症状が発生する場合があります。それはなぜなのでしょうか。実は、花粉が飛散して一度症状が出てしまったら、暫くの間は粘膜が敏感となり、少量の花粉粒子にもアレルギー反応を引き起こしてしまうためなのです。

また、一度花粉を大量摂取してしまうとアレルギー反応が暫く続き、たとえ花粉の少ない屋内などに一時的に避難しても、一定期間症状が継続する場合があるといわれています。

 

–ではどのように対策を‥?その答えはシンプル

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花粉症の対策としては、シーズン前には医療機関からアレルギー症状を抑える薬を処方してもらうなどの方法がありますが、花粉シーズン真っ只中にできること、それは花粉との接触を避けること。基本的にはそれがもっとも効果の高い対策です。

・屋外では肌や粘膜に花粉を接触させないこと
・屋内へ花粉を持ち込まないこと
・屋内でも空気清浄機などで花粉の飛散を抑えること

症状の重い方はこのような日々の対策を行いましょう。また、外出時の花粉との接触を避けるには、飛散量のピーク時間を避けて、花粉の比較的少ない時間を選ぶといったことも効果的です。

(2017/03/09 15:00)


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つまり、症状の重い方は、少しでも花粉が飛び続けている間は対策が必要ということですね。地域差はあるものの一般的には花粉シーズンは2月~5月といわれています。ただ、その前後の期間でも対策は続けておきたいですね。

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編集部随一の知恵袋。意外なものからどんぴしゃなものまで幅広く対応が可能。旬の食材に敏感で料理のセンスもかなり高め。カメラ、散歩、芝生で昼寝など「日向の人」というイメージだが、海や湖といった巨大な水溜りにテンションをあげるという一面も。大事な予定を立てるときの本気予報的中率はほぼ100%。頼れるお天気お兄さんである。