虹色の雲は幸運の証!?
雲って白やグレーで描かれることが殆どですが、「虹色」の雲があることをご存知ですか?
「彩雲(さいうん)」と呼ばれるこの現象は、光学現象のひとつですが、小学校で習った「光の屈折」などが大きく関係しているんです。
プリズム、という言葉に聞き覚え、ありませんか?光を屈折する透明のガラスや水晶でできた多面体です。
これに光を当てると、6〜7色の光の筋が見えますね。
いわゆる「虹」は、空気中の水分がこのプリズムの役目になっています。今回は「彩雲」、つまり雲が虹のように見える現象なのですが、さて、ではこれは何がプリズムの役目をしているのでしょう?
答えは、雲を作っている物体=氷の粒や水滴です。太陽の光が氷の粒や水滴を回折するなどして、私たちの目に美しい虹のように見えているのです。
雲については、これから少しずつご紹介していきたいと思いますので、楽しみにしていて下さい。空を見上げると目に入る雲。ひとつとして同じ形がなく、ずっと変化している雲。少しの知識があると、雲がもっと面白く見えてくるかもしれません。
(2016/11/28 00:00更新)
さーちゃんです。雲って見ていて飽きないですよね!雲って知れば知るほど深くて面白い…!今後、雲について、いろいろな視点からご紹介していく予定です!この特集を通じて、皆様に雲について少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。