6日(火)は季節はずれの寒気の到来で、稚内で史上2番目に早い初雪、本州でも岩手山で初冠雪と、冬の便りが次々に届いています。
まさか、このまま冬本番‥?なのかどうなのか、この先1ヶ月、11月上旬にかけての天気傾向をお伝えします。
■10月~11月上旬 平均気温の傾向
北日本では、1ヶ月トータルでは平年より低い予想ですが、実は分解すると10月2週目(14日頃)までは低い、3週目(21日頃)は平年並み、それ以降、10月最終週以降は平年より高いという傾向になっています。このまま冬まっしぐら、というわけではなく、10月末にはまた少し気温が高めになると見られています。
ただ、北日本の日本海側は今後しばらく寒さに加えて日照不足も懸念されています。農作物の管理などには注意が必要ですね。
一方、東日本も前半は気温低めですが後半は高い予想、西日本~沖縄はまだまだ残暑が続くと見られています。特に沖縄はまだまだ30度以上、真夏日の日も多くありそうです。
■10月~11月上旬 降水量の傾向
東日本、北日本の太平洋側をのぞいて、全国的に降水量は多めと見られています。特徴としては、北海道では寒気、沖縄・奄美では秋雨前線の影響で天気のぐずつくタイミングがあると見られますが、そのほかは天気は周期変化、晴れと雨の日が数日周期で変化する日が多いと見られています。
また、10月は8~9月のピークほどではないものの、台風の発生・接近の多い月でもあります。まだまだ台風の動向には注意しないといけませんね。
前日と当日の気温の変化、朝晩と昼間の気温の変化、この時期は寒暖差が非常に大きな季節でもあります。風邪などひかないよう、皆さん注意してください。
夜更かしや睡眠不足など乱れた生活も体調を崩す原因になりますよー!
(2016/10/10 00:00更新)