三大流れ星のひとつ「ペルセウス流星群」が、8月13日の10時頃にピーク(極大)を迎えると予想されています。8月11日が新月なので月明かりの影響が殆どなく、条件としてはかなり良いといえそう!ペルセウス流星群は観察しやすい流星群のひとつで、条件が良ければ最大で40個以上の流星を見ることができます。
画像:国立天文台HP
■観察に最適な時間帯や方角は?
極大が13日の午前中なので、11~13日の夜に観察すると流星を見つけやすいでしょう。流星が出現し始めるのは21時頃から。夜が深くなるにつれて、徐々に流星の出現が増えていくと予想されています。街明かりなどの影響がなく暗い空で観察できる場所だと、一番多いときで1時間に40個近くの流星を見ることができるかも!
流星群の流星はある一点(放射点)を中心に出現します。ペルセウス座流星群の場合は、放射点がペルセウス座のγ(ガンマ)星の近くにあります。とはいえ、ペルセウス座の方向だけに流星が出現するということではなく、流星は夜空のどこにでも現れますので、方角はあまり気にせず、できるだけ空を広く見渡せる場所で観察しましょう。目が暗さに慣れるまで15分はかかるといわれていますので、最低でもそれ以上の時間は観察を続けてみてくださいね。
画像:国立天文台HP
空を広く見渡すとき、双眼鏡や望遠鏡を使ってしまうと、かえって視野を狭めてしまいます。観察は肉眼で!ずっと空を見上げていると首などが疲れます。レジャーシートなどを敷いて寝転んで観察するとラクです。また、暗い中で行動することになりますので事故に遭わないようくれぐれもご注意を。
さて、気になるお天気について。。
大きく崩れる予想はないのですが、本州は内陸部中心に大気の状態が不安定でこの土日の夕方はあちこちで雷雲がわいてにわか雨となりそうです。その影響が残りそうな関東や東海、近畿、中国地方の一部と沖縄であやしいですが、その他のエリアでは夜空を遮るものは少なく、お盆の天体ショーを満喫できそうです。