【暖候期予報】今年の夏は気温高め?

今年の冬は例年にないレベルの寒波が北極から流れ込んだ影響で全国的に記録的な寒さとなりましたが、梅が咲きほころび、春の嵐が去った後は気温急上昇。本格的な花粉シーズンとなり、花粉症の方にとってはツラい季節…となりますが、春はもうそこまで来ていますね。

今回は、春を飛び越えて今年の夏(暖候期6-8月)の気温・降水量の傾向をお伝えいたします。

■6月~8月の天候

夏の主役である「太平洋高気圧」と大陸から張り出す上空の「チベット高気圧」。今年はこの2つの高気圧の張り出しが強まると予想されており、全国的に暖かい空気に覆われやすくなる見込みです。

また、降水量は北~西日本でほぼ平年並みになる見込みで、後半は東・西日本は平年に比べて晴れの日が多くなる見込みです。沖縄・奄美では梅雨の時期はほぼ平年並みですが、全体を通しては平年並みか少なくなる予想です。

昨年は北・東日本で天候不順による冷夏となりましたが、今年は全国的に夏らしい夏になる見込みです。熱中症にならないように、春のうちに軽い運動を始めて、汗をかきやすい身体(暑熱順化)を作っておきましょう。

(みやっち)

 

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そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。