【発表!1ヶ月予報】日本列島が真っ青に!厳しい寒さがまだまだ続く1ヶ月になりそう

積雪の被害報告が各地から相次いで報道されています。厳しい寒さ、例年をはるかに上回る積雪、インフルエンザの感染者数も過去最大。色々と心配な要素が多いですが、この先1ヶ月はどうなるでしょう?

▼2月~3月上旬 気温傾向について

図をご覧いただいても一目瞭然!ですが、全国的に寒気が流れ込みやすく、向こう1ヶ月の気温は低い見込みとなっています。特に期間の前半は気温の低い状態が続きやすく、とても寒い日があるでしょう。防寒対策など、しっかりするよう、ご注意ください。

▼週ごとの天候について

1週目(2/32/9)>

北日本は気圧の谷や寒気の影響を受けやすいため、日本海側は平年に比べ曇りや雪の日が多く、太平洋側は平年に比べ晴れの日が少ない見込みです。東日本・西日本の日本海側は冬型の気圧配置が強まりやすく、平年に比べ曇りや雪・雨の日が多くなりそうです。沖縄・奄美は寒気の影響を受けやすく、平年に比べ曇りや雨の日が多くなるでしょう。

2週目(2/102/16)>

北日本は気圧の谷や寒気の影響を受けやすいため、日本海側は平年に比べ曇りや雪の日が多く、太平洋側は平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。東日本・西日本の日本海側は、冬型の気圧配置が強まりやすく、平年に比べ曇りや雪や雨の日が多いでしょう。東日本太平洋側では、冬型の気圧配置が強まりやすく、平年に比べ晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美は寒気の影響を受けやすく、平年に比べ曇りや雨の日が多いでしょう。

34週目(2/173/2)>

北日本の日本海側は、平年と同様に曇りや雪の日が多いでしょう。東日本・西日本の日本海側は、平年と同様に曇りや雪または雨の日が多いでしょう。沖縄・奄美では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。

▼2月~3月上旬 降水量の傾向

東日本・西日本を中心に冬型の気圧配置が強まりやすく、日本海側の降雪量は多い見込みで、特に期間の前半はかなり多くなる所もありそうです。北日本は気圧の谷や寒気の影響を受けやすいため、日本海側の積雪量が平年よりも多くなる可能性があります。

雪の多い地域の方は引き続き警戒してください。また、車で移動される方はチェーンの装着をはじめ、雪道の運転にくれぐれもご注意ください。

▼なぜこうなるか、数値予報モデルによる予測結果を見てみましょう。

左図(1ヶ月平均の地上気圧)のように、シベリア高気圧とアリューシャン低気圧がともに強く、日本付近は冬型の気圧配置が強い予測となっています。また、北日本付近は気圧が低いため、この付近を低気圧が通過しやすい見込みとなっています。右図(上空約1,500mの気温)を見てみると大陸から日本付近にかけて平年より気温が低く、特に西日本から沖縄・奄美にかけて強い寒気が流れ込みやすい見込みとなっています。(資料・参考:気象庁HP)

寒さが続き、積雪量が多い厳しい状態が続きそうです。体調の管理、車の運転には特に注意が必要です。皆様どうか気をつけてお過ごしください。

(アール)