【3ヶ月予報】記録更新尽くめの寒波が到来!春はいつやってくるのか?

東京都心でも20cmを超える積雪がありました。48年ぶりの冷え込み、全国の9割以上が氷点下を観測など、気象観測の歴史を塗り替えるほどの強烈な寒波が到来し、日本全国が文字通り「凍って」しまいそうな日が続いています。この寒さはいつまで続くのでしょうか。気になる3ヶ月予報をお伝えします。

▼2月~4月 平均気温の傾向

この期間は大陸からの寒気が流れ込みやすいため、平均並みか低い気温となりそうです。


▼月別の天候について

<2月>
・北日本・東日本・西日本では、冬型の気圧配置が強まりやすくなり、日本海側では雪や雨の日が多く、太平洋側では晴れの日が多い見込みです。
・沖縄・奄美では、寒気の影響を受けやすいため、平年に比べて曇りや雨の日が多くなりそうです。

<3月>
・ 北日本では、日本海側は平年と同様に曇りや雪の日が多く、太平洋側は平年と同様に晴れの日が多くなりそうです。
・東日本・西日本の日本海側では、数日の周期で天気が変わるでしょう。太平洋側では晴れの日が多いでしょう。
・沖縄・奄美では、低気圧や前線の影響を受けにくいため、平年に比べて曇りや雨の日が少ないでしょう。

<4月>
・ 北日本・東日本では、天気は数日の周期で変わるでしょう。太平洋側は、平年と同様に晴れの日が多くなりそうです。
・西日本では、日本海側・太平洋側ともに、数日の周期で天気が変わりますが、平年に比べて晴れの日が多くなりそうです。
・沖縄・奄美は低気圧や前線の影響を受けにくいため、平年に比べて曇りや雨の日が少ないでしょう。

▼2月~4月 降水量の傾向

北日本ではほぼ平年並み、そのほかの地域については、前線や南からの湿った空気の影響を受けにくいため、向こう3ヶ月の降水量は少ない見込みです。

ラニーニャ現象が続いています。冬のシベリア高気圧が日本に張り出したり、春の冷涼な移動性高気圧によって、日本に寒気が流れやすい見込みとなっているようです。インフルエンザも大流行しています。手洗いうがい、寒さ対策など万全になさってください。