雪道に注意!危険回避のために知っておくべき4つのコト

1月22日、週始めの日本列島を寒波が襲来。東京都内でも20cmを超える積雪となり、交通機関の乱れや事故など、多くの方が大混乱に陥りました。交通事故や転倒による怪我など、被害数もかなり増えておりますので引き続き、ご注意ください。

滑りやすくなっている雪道や、凍った路上で転倒して怪我をしないよう「すべらない歩き方」についてお伝えしたいと思います。

雪風景

■転倒や怪我をしないために、注意すべきこと

1 歩き方に気をつける
2 滑りやすい場所を知っておく
3 靴選びは慎重に
4 かばん選びも大事

慎重に歩くのはもちろんですが、いくつか「注意すべきこと」がありますので、ご参考ください。


1.歩き方のポイントは3つ・イメージは「ペンギン」

(1)歩幅は小さく・・・こうすれば重心の移動が少なく、転倒の可能性が減ります
(2)重心は前!靴の裏全体をつけて歩く・・・かかとが滑ると転倒しやすいので、重心は足先にし、地面に垂直に足を降ろすイメージです。
(3)急がず焦らず余裕を持って・・・余裕がなくなると、コツもポイントも使えません。(雪道に限らず、ではありますが)時間に余裕を持って出かけることが大事ですね。

2.滑りやすい場所ってどんなところ?

(1) 横断歩道・・・車や人がたくさん通るので雪が踏み固められやすく、タイヤの磨耗で磨かれて滑りやすい状態に。
(2) ロードヒーティングの切れ目やマンホールの上・・・ロードヒーティングのある・なしで一歩先の状況がいきなり変わることが滑りやすい原因に。
また、マンホールのある場所はくぼんでおり、慎重に歩き進めてきたペースを崩しやすい。
(3) 地下鉄・地下街の出入り口付近・・・人が多く踏み固められやすいこと、段差があることも多いので注意が必要。
(4) 車の出入りのある歩道・・・雪がタイヤに踏まれて固くなりやすい。
(5) バスやタクシーの乗降場所・・・人や車に踏み固められやすい。
(6) タイル張りゾーン・・・雪が靴裏についている状態で踏み込むととても滑りやすい。

3.どんな靴を選べば良いの?

・ベストは冬靴!・・・冬靴の条件は「滑らない」(防滑性にすぐれている)、「濡れない」(撥水性&防水性にすぐれている)、「暖かい」(保温性にすぐれている)
「冬靴」をもっていないときは、靴の裏をチェック
・ピン・金具つきの底
・深い溝のある靴
・やわらかいゴム底
・滑り止め入りゴム底
※革靴やヒールはとても危険です。安全に歩くためにも避けましょう

4.手をフリーにできるように

かばんは肩掛け、もしくはリュック(背負えるタイプのもの)にし、両手をフリーにしておくことも重要です。また、転倒によって荷物が外に飛び出すのを防止するために、かばんはフタができるタイプがよいでしょう。もちろん、手袋もお忘れなく。転んで手をつくことになったときのダメージを軽減できます。


こんにちは、アールです。昨日の帰宅に困った方もたくさんいらっしゃったと思いますが、今朝、雪道の通勤で怖い思いをされた方も多いのではと思います。普段よりさらに慎重に!足元にはくれぐれも気をつけてお過ごしください。