12月に入りました!寒波の襲来、積雪の報道など、冬ならではの気象ニュースが気になるところです。寒さや乾燥でインフルエンザやノロウイルスなど、身体への影響も心配ですね。これから年末に向けてイベントも目白押しですが、この先はどうなるのでしょう?12月~1月上旬の天気傾向についてお伝えしたいと思います。
12~1月上旬 気温傾向について
冬型の気圧配置が強くなる見込みで、沖縄・奄美を除く日本全域で向こう1ヶ月の気温は低くなりそうです。下の図を見ていただいてもお分かりいただけるように、列島が真っ青・・・気温が低い可能性が高いですので、防寒対策はしっかりするようにしてください。
週ごとの天候について
<1週目(12/9~12/15)>
北日本・東日本・西日本の日本海側では、気圧の谷や寒気の影響で平年に比べて曇りや雪・雨の日が多くなりそうです。一方、太平洋側は平年と同様に晴れの日が多い見込みです。沖縄・奄美では、寒気や湿った空気の影響で、平年に比べて曇りや雨の日が多いでしょう。
<2週目(12/16~12/22)>
北日本・東日本・西日本の日本海側では、気圧の谷や寒気の影響で平年に比べて曇りや雪・雨の日が多くなりそうです。北日本の太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多くなりそうです。東日本・西日本の太平洋側では、高気圧に覆われやすいため、平年に比べて晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美では、曇りや雨の日が多くなりそうです。
<3~4週目(12/23~1/5)>
北日本・東日本・西日本の日本海側では、寒気の影響で平年に比べて曇りや雪・雨の日が多い見込みです。全国的に日本海側では、曇りや雨・雪の日が多いでしょう。一方、太平洋側では晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美では、平年と同様に曇りや雨の日が多くなりそうです。
12月~1月上旬 降水量の傾向
冬型の気圧配置が強くなる見込みで、北日本・東日本の積雪量は多くなりそうです。また、西日本の日本海側でも平年並みか多いでしょう。特に北日本では期間の前半、東日本・西日本では期間のはじめに気温がかなり低く、日本海側を中心に降雪量がかなり多くなる可能性があります。
日本海側と太平洋側でだいぶ差がありますが、これは冬型の気圧配置が強いときの特徴です。日本海側の方は、積雪量が増える可能性が高いので充分注意してください。
▼なぜこうなるか、数値予報モデルによる予測結果を見てみましょう。
1ヶ月平均の地上気圧(左図)は、シベリアを中心に高く、シベリア高気圧の勢力が強い予測になっています。また、上空の気温(右図)は北日本から西日本にかけて低く、特にシベリアから北日本付近では、平年と比べて大きく差がある予測となっています。(資料・参考:気象庁HP)
こんにちは、アールです。寒いのが苦手な私は、この先1ヶ月をどう過ごそうか今から考えてしまいます・・・とりあえず、腹巻を買おうかな。晴れて流星群が期待できるのは嬉しいですが、ウイルスも元気に飛び回りそうですので、手洗い・うがいも徹底したいと思います!