【丸いだけじゃない!】極細の魅力も感じてみませんか?

中秋の名月、満月、スーパームーン・・・「満月」を美しいと賞賛する機会が多いですよね。今回は「細い月」の魅力も感じてみてはいかがでしょう?というご提案です。

■新月とその前後
11月4日に満月をむかえた月は、11月11日にハーフムーンとなり、徐々に細くなって18日が新月となります。新月前の3日間、細い月が太陽系の惑星たちに接近しているのを観ることができます。

(画像:国立天文台HP)

夜が明ける前の東の空には火星が光っています。日の出の時間が近づくと地平線から木星・金星が姿を見せます。11月15日、16日、17日の3日間、新月前のとても細い月が大接近しているのを観るチャンスです。

新月前の月はなかなか見つけづらいので、空が明るくても見つけやすい金星から探すことをオススメします。金星は空の低い位置でも見つけることができるほど、明るく元気に輝いていますので、金星を見つけたら次に右上に位置する木星、そして左上にある月、と順を追って探してみましょう。


ここでひとつご注意が!観察には双眼鏡などがあるとよいですが、日の出直前の観察になりますので、太陽の光を双眼鏡越しに見ることが絶対に無いようにしてください。日の出の前には観察を終えることがポイントです。


こんにちは、アールです。個人的には細い月はかなり好きなんですが、早朝となるとなかなかハードルが高い!(朝のさまざまな支度・準備で必死なので)。でもせっかくなのでこんな機会に朝の月見をしてみようかな。月を観てから出社・・・ちょっとした心のゆとりも持てたらいいなと思いました。