【気になるデータ】その2 関係ある?ない?… 気温とメダル獲得数

4年に一度のスポーツの祭典、なぜ夏の一番暑い最中に?とのギモンを持ちつつ、過去の状況について調べてみました!

開催年・開催地(国)と開催期間、その開催期間のおおよその平均気温、日本が獲得したメダルの総数を一覧にまとめたのがこちらになります!
※平均気温については、1981年~2010年の観測による平年値を参考にしています。当時の正確な平均気温ではありません。(資料参考:気象庁HP)

■1964年の東京開催は「秋」だった

10月10日が「体育の日」と制定されたのは、1964年に開催された東京の大会で開会式が行われたことから。開催の2年後1966年から「国民の祝日」となりました。(2000年より、第2月曜日/ハッピーマンデー)。なぜ10月だったかについては、一説によると台風や秋雨の時期が終わって晴れやすい日だったとも言われています(定かではありません)。

■暑さとメダルの数は関係ない?

表を見ると、大体20度前後の期間に開催されることが多そうですね。おおよその平均気温が日本で言う「夏日」とされる25度を上回るのは、過去4回。2004年のアテネに至っては「真夏日」と言ってもおかしくないほどの気温ですが、この年の日本のメダル獲得数はかなりのもの。メダルラッシュと呼ばれた大会でもありました。もちろん、その地域の気象状態の特徴やさまざまな条件も関係するとは思いますが、気温にも勝るアスリートの方々のすごさもうかがえますね。

■なぜ夏に開催される?

という謎については、残念ながら確信をもって「これ!」と思われる理由を特定することができませんでした。いくつか「なるほど」と思ったのは

・様々なスポーツの世界大会と日程がかさならないようになっている
・夏休み期間である
・梅雨が明けていて、台風が頻繁に来る前

などなど…。世界中の人が注目する大きなイベントですから、きっとたくさんの条件や考慮がなされているのでしょう!
いずれにしても、とにかく開催が楽しみなビッグイベント!今から晴天と好条件を祈りたい気持ち満載ですね。


こんにちは、アールです。あくまで数字からみた結果ではありますが、気温がメダル獲得数に殆ど関連していないのはびっくりでした。寒い地域のメダル獲得数や、暑い地域の方のも気になるところです。今後もデータウォッチしていきたいと思います。