【気になる星座!】夏の大三角

夏の大三角形

こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブからなる夏の大三角形は、夏の夜空を代表する星の並びです。夏から秋頃にかけては、ほぼ天頂に近いところにこの形を見つけることができるでしょう。

3つの星の中でもっとも明るい星がベガです。このベガから離れた側にいる星がアルタイル、近い側にいる星がデネブです。七夕の物語における織姫星はベガ、彦星はアルタイルのことであり、物語の通り、ふたつの星を隔てるように間を天の川が流れています。
デネブはこの天の川の中にあり、双眼鏡で眺めてみれば、肉眼では見えない暗い星が無数にあることがわかります。天の川をたどって南の方に下っていけば、その先には誕生星座で有名なさそり座といて座の形を見つけることもできるでしょう。
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