台風の対策、いつ何をやればいいの?

毎年、台風がもたらす風水害により、多数の被害が発生しています。海水温が上昇している今の季節は、台風が発生しやすい季節でもあるため、特に注意しなければなりません。
被害に遭わないためにも、台風が発生した際に取るべき行動を確認しておきましょう。

 

台風の発生時と接近時の対応

台風が発生したら、土砂災害や浸水害、洪水害の危険性がある場所を確認したうえで、避難経路を決めておきましょう。また、避難時に持ち出す非常用品の確認、自宅の窓や雨戸の点検、補強も忘れてはいけません。それに加えて、庭やベランダなどに強風で飛ばされそうなものを置いている場合は、可能な限り室内に移動しましょう。

台風の接近に伴って、気象庁が大雨警報や暴風警報などを発表したら、地元自治体が避難情報を発表していないか確認する必要があります。たとえ避難情報が発表されていなくても、危険を感じたら避難を開始しましょう。

もしも気象庁が大雨特別警報や暴風特別警報などを発表したら、すぐに避難場所に移動しなければなりません。避難する際は、増水の可能性がある河川や、冠水するおそれのある道路の付近は通らないようにしましょう。ただし、外出が困難なほど風雨が激しい場合は、避難を中止して、しばらく自宅内の安全な場所で様子を見るべきです。

台風の進路はあらかじめ分かっているため、その対策を立てるのはそれほど難しくはありません。台風が発生した際は、台風情報を確認して、事前に準備をしておきましょう。

※参考資料

 

政府広報オンライン「大雨や台風の気象情報に注意して 早めに防災対策・避難行動を行いましょう」

http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201206/1.html

 

気象庁「大雨や台風に備えて」

http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/ooametyphoon/ooametyphoon2012.pdf

 

tenki.jp「台風に備える」

http://www.tenki.jp/docs/note/typhoon/page_5