関東・北陸で春一番 雪解け警戒

きのう16日(木)は西・東日本は日差したっぷりで穏やかに晴れました。気温も東京都心は日中13.7℃まで上がり、コートを持って歩いている方もいらっしゃいました。

きょう17日(金)はさらに気温が上がり、日中は3月から4月頃の暖かさになる見込みです。積雪の多い地域ではなだれや落雪、土砂災害に警戒してください。また、きのうは九州北部で春一番が吹きましたが、きょうは広い範囲で南西の風が強まって、交通機関に影響が出る可能性があります。外を歩かれる際も強風には十分ご注意ください。

17日(金)7時の風予想

20170216_17日7時の風向風速予想

朝から南西の風強まる

日中は寒冷前線が通過するため、広い範囲で雨となり、雪解けがさらに進むでしょう。

17日(金)12時の降水予想 20170216_17日12時の降水予想

前線通過後は冬に逆戻り。

春の空気と冬の空気を分ける寒冷前線。前線の通過後は寒気が流れ込むため、土日は再び真冬の寒さになるでしょう。冬型で太平洋側は晴れますが、気温は急降下しますので、暖かくしてお過ごしください。なお、急発達する低気圧の影響で、北海道は今夜から19日(日)にかけて猛吹雪になる見込みです。猛吹雪や吹きだまりによる交通障害、高波に警戒してください。

17日(金)15時の風予想

20170216_17日15時の風向風速予想

午後から日本海側で北風強まる

(2017/02/17 00:00更新)


miyahara_winter

みやっちです。気温のアップダウンが大きい季節の変わり目、油断すると体調を崩してしまいそうです。来週も暖かくなったり寒くなったりを繰り返しますので、皆さんも注意して下さいね。

ABOUTこの記事をかいた人

そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。