星の明るさがそんなに変わるなんて!
夕焼け空に、キラキラ輝く一番星み~つけた!ん?あれ、いつもより明るさが増しているように思うのは私だけ?星の明るさがそんなに変わるなんて初めて知りましたが、2月17日に金星が最大光度を向かえ、1等星の170倍の明るさになるそうです。日が暮れたな~と思ったら、西の空を見上げてみてください。2月中は明るい状態が続くため、観察に適しています。
画像出展:国立天文台HPより
月だけじゃなかった!三日月ならぬ三日金星が見える?
肉眼で見るのは難しいですが、望遠鏡などを使うと、三日月のような形の金星を観察することができます。満ち欠けするのは月だけではなかったんですね!月は約28日周期で満ち欠けしますが、金星は約1年7ヶ月の周期になります。
画像出展:国立天文台HPより
ちなみに、地球からみて金星が太陽を挟んだ反対側にある「外合」の時期、金星は満月のような状態ですが、地球から離れています。逆に太陽の手前にある「内合」の時期は新月のように見えなくなります。金星が最大光度になるのは、三日月のような状態のとき。それが今年2017年2月半ば過ぎと4月末頃。2月は空の観測には適した時期といえるので、ぜひこの機会に空を見上げてみてください。
(2017/2/14 00:00更新)
こんにちは、キヨ予報士です。今月はなにかと太陽系の星たちの話題が盛りだくさん。晴れた日に空を見上げるきっかけにしていただけたらと思います。