太陽系の星を覚えるために「水・金・地・火・木・土・天・海・冥」(※冥王星は2006年以降、準惑星に定義された)と唱えた経験をおもちの方も多いでしょう。地球を挟んでいる二つの惑星が大接近して見える時期にさしかかっています。
■ナニカと話題の多い火星と金星は地球の“お隣さん”
日が暮れてすぐ、南西の空にひときわ輝く星が…まだ夕焼けの名残が見て取れる空にキラキラ光って見えているのが金星です。「一番星」とか「宵の明星」「明けの明星」などと呼ばれることが多い太陽系の惑星のひとつ。「地球の姉妹惑星」としても知られています。
火星も太陽系の惑星で、地球のすぐ外側を回っています。地球と比較すると小さめの星ですが、多くの探査機からさまざまな情報が届いており、興味深いことに昔大量の水があったのでは、という説が有力となっています。
■「接近」って、どの程度「接近」しているの?
ちなみに、2014年~2027年のうちに火星と地球が一番近づくときの距離が5,759万km。地球の直径が12,724kmといわれていますので、一番近づいたときでも地球を約4,520個分並べられるほど離れている計算になります。…すごく想像しづらい数字になってしまいますが。
2月1日は月齢4.1、美しい三日月型です。太陽が沈む頃に南西~西の空を見上げてみてください。
(2017/2/1 12:00更新)
こんにちは。キヨです。接近といっても宇宙スケールだととんでもなく離れている距離というところに宇宙の広さを感じました。接近時の気になるお天気ですが、観察チャンスは太平洋側の地域にありそうです。詳細はライフレンジャーでチェック!してみてくださいね♪