命に関わる危険な暑さ、外出は控えるように・・
例年にない強い呼びかけで熱中症対策が報道されていますが、先週(7/9~7/15)の1週間だけでも約1万人の方が熱中症による症状で救急搬送されています。子どもたちは夏休みに入り、外で思いっきり遊びたいところですが、炎天下での外遊びは控えましょう。今回はお盆休みを含む向こう1カ月の天候の傾向をお知らせします。
【天候の見通し(7/21〜8/20)】
■北日本
期間前半は真夏の空気が流れ込み、東北北部や北海道でも熱中症に注意が必要です。
東北地方は向こう1ケ月は概ね晴れて、8月に入ってからも気温の高い状態が続く可能性があります。北海道は周期的に曇りや雨の降る日がありますが、降水量はほぼ平年並みとなりそうです。
■西・東日本
猛烈な暑さは今月いっぱい続くでしょう。夜間も含めて熱中症に厳重に警戒してください。8月に入ると高気圧の勢力が弱まるとみられ、記録的な猛暑から少しは解放されそうです。向こう1か月も晴れる日が多く、日本海側を中心に降水量は少ない予想。晴天続きで降水量がかなり少ない状況が続いています。無理のない節水を心掛けましょう。
■沖縄・奄美地方
期間前半は太平洋高気圧の縁にあたり、湿った空気や台風の通り道となるため、降水量は平年より多くなる見込みです。また、沖縄周辺海域の海面水温が低く、気温も7月中は平年に比べて低めの予想です。ただ、8月は夏空が広がり、平年並みの暑さになる見込みです。
(みやっち)