西・東日本中心に猛暑続く

強い日差しにセミの鳴き声が加わり、本格的な夏の訪れを感じますね。まもなく子供たちは夏休みを迎えますが、向こう1ヶ月(〜8/13)は西・東日本を中心に暑さが続き、7月下旬にかけては体温を超える危険な暑さが続くところもある見込みです。暑い時間帯はできるだけ屋内の涼しいところで過ごし、水分をこまめにとるようにして下さい。

【天候の見通し(7/14〜8/13)】

■北日本
北海道と東北北部は来週後半にかけて低気圧や前線の影響を受けやすく、曇りや雨の日が多い見込みです。その後は天気は周期的に変わり、日差しが届く日が増えてきそうです。また、7月中は北日本も真夏の空気に覆われ、東北地方の内陸部では35℃以上の猛暑になるところもある見込みです。

■西・東日本
向こう1ヶ月は夏空が広がり、降水量は少ない見込みです。7月下旬にかけて太平洋高気圧の張り出しが強く、体温を超える猛烈な暑さになるところもあるでしょう。夜間も含めて熱中症には厳重な警戒が必要です。8月に入ると太平洋高気圧は少し後退するとみられ、極端に暑い日は若干少なくなる見込みです。

■沖縄・奄美地方
晴れて夏空の広がる日が多いでしょう。先日の台風8号の通過の影響もあって沖縄周辺海域では海面水温がやや低くなっており、7月中は極端な暑さにはならない見込みです。また、降水量は平年並みになる見込みですが、今後発生する台風の動きによっては大雨や荒れた天気になる可能性がありますので注意が必要です。

(みやっち)

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そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。