10月中頃からの秋晴れに期待

キンモクセイの香りが漂い始め、秋の深まりを感じるこの頃。きのう(27)は東京都心で11月中旬並みの冷え込みとなりましたが、きょうは久しぶりに青空が広がり、夏日となりました。日々の寒暖差が大きく服装選びが難しい時季ですが、体調管理にはくれぐれもご注意ください。

今回は10月下旬にかけての向こう1ヶ月の天候の傾向をお伝えします。

▼平均気温の傾向(9/29~10/28)

▼降水量の傾向(9/29~10/28)

来週から10月に入りますが、台風が日本列島を通過するコースをとり秋雨前線の影響も加わって、この週末から10月上旬にかけては全国的に大雨に警戒が必要となります。
また、南から暖かい空気が流れ込みやすいため、向こう1ヶ月の気温は全国的に平年より高くなる見通しです。

10月中旬ごろからは西日本や沖縄・奄美地方、北日本の太平洋側で平年と同様に晴れる日が多くなるとみられています。秋の行楽シーズン、さわやかな秋晴れを期待してお出かけの計画を立てておくのも良いですね。

(みやっち)

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そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。