東北～山陰 大雪災害に警戒

西日本の上空に今冬最強クラスの寒気が流れ込み、あさって木曜日頃にかけて北陸から山陰にかけて大雪となる見込みです。
先月11日に北陸地方で記録的な大雪となり、新潟県でJRの列車が立ち往生するなどの被害が相次いだ時と同じレベルで、俗に「里雪型」といわれる平野部での大雪にも警戒が必要なパターンです。
JPCZといわれる発達した雪雲の列が東西方向に延びていて、発達した雪雲が福井県や石川県にかかり続けており、金沢や福井などで積雪が急激に増えています。あすにかけては東北や山陰で再び降雪が強まる見込みで、交通障害の発生リスクが高まりますので雪の降り方には警戒してください。また、今日は九州でも積雪するおそれがあります。

↑ 9年ぶりの大雪に見舞われた新潟市内 (先月12日)

◆今週の天気ポイント
最強クラス寒気 6～7日ピーク
北陸や山陰は平野部でも大雪警戒
太平洋側でも一部雪雲流入

※なお、週末からの3連休は、日本列島を低気圧が発達しながら通過する予想で、全国的に大荒れの天気となるおそれがあります(特に11〜12日の北日本)。お出かけの予定をされている方は、交通機関の影響などが心配です。真冬から春に向けて季節が進もうとしている証でもありますが、なだれや落雪にご注意ください。

がんちゃんです。
出張で鳥取県米子市に来ておりますが、終日気温が氷点下で断続的に雪が降り積もり市内の道路はホワイトアイスバーン状態となっています。もちろん冬用タイヤでないと走れませんが、急発進、急ブレーキ、急ハンドルは禁忌で、車間距離をしっかり取って運転したいところです。北陸や九州では今日から明日にかけて大雪(と寒さ)のピークとなりそうですので、気をつけてお出かけください。