年末年始の天気

今年も残すところあとわずか。年越しの準備に大忙しのこの時期に冬型の気圧配置が強まり今季最強寒波が流れ込んでいます。昨夜からきょう28日(金)にかけて東海と西日本の各地で初雪ラッシュとなりました。

30日(日)にかけて北日本や北陸地方の日本海側を中心に大荒れの天気となり、交通機関の乱れが予想されます。お出かけされる方は時間に余裕をもった行動を心掛けましょう。

年末年始の天気ポイント
・30日まで大雪・暴風(雪)に警戒
・大晦日と元日は穏やかに
・2日~3日は再び冬型 日本海側は降雪強まる

30日(日)の午後になると西から冬型気圧配置が緩んできて日本海側の雪や風も弱まる見通しで、大晦日と元日は比較的穏やかな天候になる見込みです。ただ、元日の午後は日本海を低気圧が東進する予想で日本海側はみぞれや雪が降る見込みです。

その後、2日(水)~3日(木)にかけては再び冬型気圧配置となり寒気が流れ込む見込みです。Uターンラッシュ時に再び降雪が強まるおそれがありますので今後の気象情報にご留意ください。北~西日本の太平洋側は正月三が日は概ね晴れが続く見通しで初詣日和となりそうです。

沖縄・奄美地方は寒気や湿った空気の影響で年末年始は雲が広がりやすく、お出かけの際は傘が必要になるでしょう。また、先島諸島は年始にかけても北寄りの風が強く海上はしける予想ですので、海のレジャーをご予定されている方は十分ご注意ください。

↑各地の予想最高気温

30日(日)にかけて全国的に平年を下回る厳しい寒さで、年明けにかけてもこの時期らしい寒さが続く見込みですので暖かくしてお過ごしください。また、太平洋側を中心に空気が乾燥していますので暖房器具や火の取り扱い等には十分ご注意ください。

それでは皆さん、良いお年をお迎えください。

(みやっち)

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そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。