北日本は大雪に警戒。週の後半は寒さ緩む。

今週のポイント
・北日本では、前半は荒れた天気に警戒
・後半は全国的に寒さ緩む

18日(火)~19日(水)にかけて、北日本の特に日本海側では大雪や吹雪などに警戒が必要です。視界不良や強風による交通障害、また強い雪により急に積雪が増える恐れもあります。上空5000m付近に-36℃以下の真冬並みの非常に強い寒気が、東北北部から北海道に流れ込みます。このため北日本を中心に冬型の気圧配置が強まり荒れた天気となるため、最新の天気予報の確認をお願いします。

↓上空5000m付近の寒気の予想図(18日21時)↓

北日本の上空に真冬並みの強い寒気が入る(紫色)

↓予想気圧配置図(18日21時)↓

北日本は強い冬型の気圧配置

強い冬型の気圧配置は長続きせず、20日(木)~21日(金)にかけて西日本から東日本の南岸を低気圧が通過する見込みです。北日本の荒天はいったん収まりますが、西日本から東日本の広い範囲で雨が降る日があります。なお、一日中降り続くことはないでしょう。

↓予想気圧配置図(21日9時)↓

雨を降らせる低気圧が通過

週末の23日(日)は、北日本では冬型の気圧配置が一時的に強まり再び天気が荒れる恐れがあります。22日(土)からの3連休に旅行やウィンタースポーツなど予定されている方は、最新の情報の確認が必要です。

全国的に週の後半は冬の寒さが緩みます。季節外れの気温まで上がる所もありそうです。日中は過ごしやすくなるのは良いのですが、気温の変化が大きいため体調管理に注意して、師走の忙しさを乗り切ってください。

↓予想最高気温の平年との比較↓

特に後半は全国的に気温は高め

(たけねこ)