これまでの1週間は最高気温が40℃を超えた所もあり、熱中症による死亡者が出るほどの命にかかわるような酷な暑さが続きました。
◆今週の天気のポイント
・命にかかわるような酷な暑さが続く。
・内陸や山沿いを中心に、突然の雷雨に注意。
今週も、東北から九州にかけては猛烈に暑い日が続き、特に週の前半は気温が高く、最高気温が35℃以上の猛暑日の所が続出しそうです。後半も連日30℃以上の真夏日が続く所が多いため、命にかかわる危険な暑さはしばらく続く見込みです。日中の外での作業や運動はできる限り控え、やむを得ない場合は日陰を選んで適度な休憩をとったり、こまめな水分やミネラルの補給をするようにして下さい。例えば、スイカに塩をかけて食べるのは、水分とミネラルの他、適度な糖分もとれるのでおすすめです。また、夜間も気温が25℃を下回らない熱帯夜が続くため、躊躇することなくエアコンや扇風機を使い、寝る前には水分を補給し、枕元には水を置き目が覚めたら飲むなど、熱中症対策をして下さい。
前半は晴れて夏空が広がりますが、後半になると雲が広がりやすくなる見込みです。ただし晴れていても山沿いや内陸を中心に急な雷雨に注意が必要です。川の上流で大雨が降ると、下流でも急激に増水する可能性もあり危険です。これから夏休みを迎え川沿いでの水遊びやバーベキューなどのレジャーを計画されている方は、酷暑に加えてこのような突然の雷雨にも注意をして下さい。
23日(月)の予想気圧配置
北海道でも気温は平年よりも高く真夏日に迫るような暑さとなる所もありますが、雲が広がりやすく雨の降る日もあるため、蒸し暑く感じられるかもしれません。一方、沖縄は真夏日が続くものの、いつもの年に比べると気温は低めとなる見込みです。前半は雲が多く雨の降る所もありますが、後半になると晴れる日が多くなってきそうです。
(ふぅ)