♢周期的に荒れる天気に注意
♢東～西日本は週後半は気温が上がり夏日の所も
♢ヒノキの花粉の飛散が増加、しっかりと花粉対策を
9日は、北日本や東日本日本海側では雨のスタート。上空を真冬の寒気が通過するため、東北北部の山沿いや北海道では雪の所もあります。午後は次第に止んでくるでしょう。一方で東日本の太平洋側や西日本は春の青空が広がります。関東や東海の沿岸部では南寄りの風が強まりますが、朝の交通機関に影響する強風ではありません。
10日は、全国的に穏やかに晴れて雨の心配はありません。気温も平年より高くなる所が多く、西日本では各地で日中は20℃を超える見込みです。春の日差しのもと外でのランチも気持ちが良いでしょう。桜の見頃を迎えているところは絶好のお花見日和。
10日予想気圧配置図 高気圧に覆われる
ただし、この全国的な好天は束の間で、11日は荒れた天気になります。北海道、東北、北陸、東海、近畿、中国で雨が降り、日本海側を中心に一時的に雨が強く降る所があります。関東では所によりニワカ雨が降る程度の見込みです。また、低気圧が発達しながら日本海を進むため、全国的に風が強く吹きます。日本海側や東日本から北日本の沿岸部では高波にも注意してください。沖縄ではこの日から週末にかけて雲が出やすい日が続く見込みです。
11日雨雲の予想図 所々で雨強まる
その後、東日本と西日本では天気は回復しますが、低気圧の影響で北海道では雨や雪が降るでしょう。週末は再び全国的に荒れた天気となり、強い雨や強い風による影響が出る恐れがあります。お出かけのご予定を立てるときは最新の天気予報を確認をしてください。
15日予想気圧配置図 荒れた天気の恐れ
気温は、東日本や西日本では11日以降から平年より高くなる日が多く、25℃前後まで上がり夏日になる所もありそうです。日中は再び季節外れの陽気になり、朝晩との気温差も大きくなるので、時間帯で調整できる服装が良いでしょう。
（たけねこ）
