冬のオリンピックで大いに盛り上がった先週は、高気圧や低気圧が交互に日本付近を通過し、気圧配置の動きも次第に春の気配を感じます。
さて、気になる週明けは・・・
月曜日の朝に雪?の可能性もあった首都圏ですが、低気圧は本州からかなり離れた海上を進むため、朝のお出かけ時間帯は、内陸部で雪がチラチラ降っている所はあるかもしれませんが、心配ないでしょう。雨は南ほど降りやすくなる見込みですが、傘が必要なのは朝だけのため、折り畳み傘でしのいでも良いかもしれません。そのほかの各地は、北日本の日本海側を除いて日中は晴れる所も多く、気持ちよくスタートが切れそうです。
↓降水予想図(26日6時)↓
本州の南の沿岸部で弱い雨
さて、気になる28日(水)から3月1日(木)にかけては、低気圧が発達しながら日本海を進み北海道付近を通過します。暖かく湿った空気が流れ込むため、気温は全国的に急に高くなり、太平洋側を中心に一時的に雨が強く降り、北日本でも雨の所が多くなります。ただし、北海道の道東など太平洋側では大雪の恐れがあります。風も非常に強く吹くなど、全国的に春の嵐となるため警戒が必要です。
↓予想気圧配置図(3月1日9時)↓
低気圧が急発達して春の嵐に!
その後、全国的に冬型の気圧配置にはならず、寒気の影響を受ける北日本以外は、天気はいったん回復します。ただしそれも束の間。ひな祭りの週末3月3日(土)は、再び日本海に低気圧が進んでくるため、全国的に天気は崩れてしまいそうです。
今週は週の後半に向けて気温は高くなり、東日本や西日本の太平洋側では20℃前後まで気温が上がる日があるなど、急に春めいてきます。寒暖の差が大きいため体調管理に注意してください。また、気温が上がると気になるのは花粉の飛散。早め早めの花粉症対策を。
<<今週の天気のポイント>>
全国的な春の嵐に警戒を!
・一時的に風雨強まる
・暴風にも警戒
・なだれ、屋根からの落雪、道路冠水などの融雪による影響に注意
・寒暖の差が大きい
(たけねこ)