南岸低気圧 雪の影響は限定的

この週末、非常に強い寒気の影響で、北日本中心に冬型の気圧配置が強まり、北日本の日本海側や北陸は大雪で、暴風雪による交通機関の乱れや停電の発生など大きな影響が出ました。

今週の天気のポイント
・西日本の週のスタートは広範囲で雨、雪の所も
・首都圏は20日朝の出勤時間帯に雪による影響なし
・北日本は一時的に雪が強まる恐れあり

この先、冬型の気圧配置は長続きしませんが、北陸から北日本の日本海側は、引き続き寒気の影響を受けやすい状態が続きます。低気圧の通過などで一時的に冬型が強まり、雪が強く降る日もありますのでご注意ください。

予想気圧配置図(19日~25日)

 
週の始まり19日(月)は、東シナ海から九州南部に低気圧が進んでくるため、西日本の天気は西から下り坂。九州、四国の広い範囲に、また、中国地方の山陽から近畿南部の一部に、雨や雪を降らせる雲が広がります。平野部では雨の所が多いですが、山沿いでは雪が降る所もありますのでご注意ください。
20日(火)は、この低気圧の影響で首都圏で雪?!の可能性がありましたが、低気圧はあまり発達せずに本州の沿岸からは離れた海上を東に進む見込みです。このため朝に沿岸部でパラパラ降る所はあるかもしれませんが、天気の崩れは小さく、朝の通勤時に影響はなさそうです。

雨・雪雲の様子 ~西から雲が広がる~

雨・雪雲の様子 ~雨雲は南の海上が中心~

気温は、25℃近くまで気温が上がる沖縄を除いて、西日本から北日本では平年並みか平年より低くなります。インフルエンザの流行のピークは過ぎたとみられていますが、まだまだ油断大敵!対策はシッカリしましょう。
週の後半に気温が上がる日がありますので、積雪の多い地域は、なだれや屋根からの落雪、融雪による影響などにもご注意ください。また気温が上がると、花粉の飛散も気になる時期。こちらの対策もお忘れなく。

(たけねこ)