秋の長雨続く 北は積雪・路面凍結に注意

日本の南海上に居座る秋雨前線の影響でこの週末は広い範囲でぐずついた天気が続き、沖縄を除いて全国的に11月上旬~下旬並みの肌寒さとなりました。東京都心も日中15℃前後止まりで、そろそろ鍋もいいなと思い始めました。

今週の天気

今週も前線や低気圧の影響で西・東日本は曇りや雨の日が多く、週中頃にかけて肌寒さが続く見込みです。18日(水)頃は北海道の上空に平地で雪を降らせる目安の寒気が流れ込む見込みで、峠や山間部では積雪や路面凍結による交通障害に注意が必要となります。

18日(水)6時の上空寒気

■北日本
寒気を伴った気圧の谷が17日(火)~18日(水)にかけて通過する影響で北海道は天気が崩れるでしょう。峠や山間部では積雪や路面凍結による交通障害に注意が必要です。その後は高気圧の通り道となるため晴れて寒さも和らぐでしょう。東北地方は週後半に低気圧の接近で天気が崩れるでしょう。

■西・東日本
秋雨前線と南岸低気圧の通過で週を通して曇りや雨の日が多いでしょう。ただ、前線が離れるタイミングもあり、18日(水)は東日本で晴れ間がある見込みです。晴れ間を有効に活用しましょう。週の後半は平年並みの気温に戻るでしょう。

■沖縄
週の後半にかけて夏の高気圧に覆われるため、晴れて季節外れの暑さが続くしょう。
日本のはるか南海上に台風の卵
があり、今週末から来週にかけて沖縄に接近するおそれがあります。気象情報をこまめに確認するようにして下さい。


miyahara_winter

みやっちです。秋の長雨で寒いし陽射し届かないし、なんだか気分が落ち込んでしまいがち。そんな時は暖かい飲み物やお風呂で身体を温めてリフレッシュしてみましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。