首都圏も猛烈な風に警戒

超大型で強い勢力の台風21号は、早朝に関東地方に最も接近する予想になっています。
このまま進むと通勤通学の時間帯に最も風が強まり、平地でも25m/sを超える猛烈な南寄りの風が吹き荒れる見込みです。
雨は横殴りで傘はさせないところか、屋外は極めて危険な状況となります。
バス・鉄道ともに運航の見合わせや大きな乱れが予想されます。9時過ぎには雨風ともに落ち着いてきますので、通勤通学は時間を繰り下げた方がよさそうです。
また相模湾や外房など沿岸部では10mの高波、猛烈なしけとなりますので、近づかないようにしましょう。

3~9時までの風の予想

◆関東首都圏の見通し
雨のピークは未明にかけて
風のピークは3~7時で猛烈な風
8時以降は雨も止んできて、風も次第におさまる見込み

↑ あさには雨は止む見通し





がんちゃんです。

関東はここ10日間、雨、雨、雨でちょっとうんざりな陽気でしたが、台風が気圧配置を一掃して変えてくれるので、台風通過後は陽射しが戻ってきそうですね。台風は近年まれに見る勢力(伊勢湾台風に匹敵する強さ)で近づくため油断できません。厳重に警戒してください。

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“季節を五感で生きる予報士”
カメラで雲や風景などをおさめるのが日課。
春はお花見、夏は登山、秋は紅葉、冬はスノボ三昧!(まれに骨折あり)
研究対象は積乱雲で、気象庁の竜巻突風予測情報検討会の委員を歴任。
どんなに寒くてもコートを着ない薄着志向。