3連休は真夏日のところも

今週は秋の高気圧が勢力を強め、秋晴れが続く北海道では朝晩は一桁の冷え込みとなり、東北〜九州地方も9月下旬〜10月中旬ごろの肌寒さになっています。まだ半袖で過ごしている方もいらっしゃると思いますが、気温の変化が大きい季節ですので、体調を崩さないようにしてくださいね。

台風22号は猛烈な勢力でフィリピンの東海上を西に進んでおり、週末はフィリピン北部を中心に台風被害が懸念されます。沖縄地方にもうねりが届きますので、あす14日(金)から16日(日)にかけて高波に警戒して下さい。

今回は週末3連休の各地の天気傾向をお伝えします。

▼15日(土)9時の予想雨域

西・東日本には前線に伴う雨雲

■北日本
15日(土)〜16日(日)は北海道や東北北部を中心に秋晴れのところが多いでしょう。ただ、17日(月)は低気圧や前線の影響で雨の降りやすい天気となりそうです。
北海道胆振地方東部を震源とする地震活動は今なお続いています。揺れの大きかった地域では少しの雨でも土砂崩れなどに警戒してください。日中と夜間の寒暖差が大きくなっていますので、体調管理にも十分注意してください。

■西・東日本
秋雨前線に伴う雨雲がかかり、スッキリしない天気が続くでしょう。外出の際は雨具を持ってお出かけください。局地的に激しい雨の降るところもありそうです。ただ、17日(月)は西日本で日差しの届くところがある見込みです。日中は30℃以上の真夏日となるところもあり、蒸し暑く感じるでしょう。

■沖縄・奄美
先島諸島では台風からの湿った空気の影響で雨が降りやすいでしょう。また、15日(土)をピークに太平洋側では大しけとなる見込みですので、高波に警戒してください。
沖縄本島地方や奄美地方は夏の高気圧に覆われるため、3連休も晴れて強い日差しが照りつけるでしょう。沖縄地方では15日(土)からの約1週間は平年より気温が高く、熱中症や農作物の管理に注意が必要です。

▼各地の予想気温

(みやっち)

ABOUTこの記事をかいた人

そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。