来週にかけて危険な暑さ続く

西~東日本の各地で梅雨明けし、今年は平年に比べてかなり早めの夏本番を迎えています。あす以降は太平洋高気圧が西日本付近で強まり、西・東日本を中心とした晴天猛暑がもたらされる気圧配置となります。

週末3連休は今年一番の暑さとなるところが多く、体温を超える危険な暑さが続くところもあるでしょう。猛暑が続くと体力が奪われ、熱中症のリスクが日に日に高まっていきます。脱水や熱中症を意識して、積極的に暑さ対策をなさってください。

台風8号の通過で今週前半は大荒れとなった沖縄地方も週末は安定した夏空が広がるでしょう。一方、北海道や東北北部は15日(日)~16日(月)に天気が崩れる見込みです。北海道は先月から曇りや雨の日が多く、平年に比べて日照不足となっています。農作物の管理にご注意ください。

▼連日の猛暑 体温を超える日も

西日本豪雨の被災地では土砂崩れや河川氾濫の危険性が残り、避難所生活を余儀なくされている方や復旧作業にあたられている方は、気苦労が絶えない日々を送られているかと存じます。決して無理はせず、お互いの体調を見守り、声をかけあってください。猛暑が続き、食中毒や破傷風などのリスクも高まっています。復旧作業中はマスクや軍手を着用する、食品を扱う時は出来る限りの清潔な手で、しばらく放置していた食べ物や飲み物は控えるなど衛生管理にも十分ご注意ください。この難を皆さんの力で乗り切リましょう。

▼被災地も猛暑予想

(みやっち)

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そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。