昨日は南岸低気圧の通過で、和歌山県潮岬で、日降水量が113.5ミリを観測しました。これは10月28日に長崎県長浦岳で、日降水量117.5ミリを観測して以来、全国で100ミリを越えるのは、46日(約1.5か月)振りです。また、12月としては潮岬の日降水量は、1913年の観測開始以来、103年間で過去3番目に多い記録でした。この他、1時間降水量の日最大値で、鹿児島県笠利では18.5ミリを観測し、2003年の観測開始以来、一番多い記録でした。日降水量としては、和歌山県の日置川で98.0ミリ(1992年12月7日とタイ)、南紀白浜で92.0ミリ、粟栖川で90.0ミリは、いずれも12月としては観測開始以来、一番多い記録を更新しました。
12月13日22時のレーダー画像
(和歌山県で雨が一番強かった頃)
(2016年12月14日 05:30更新)
トミーです。12日に気象庁から発表された、異常天候早期警戒情報によると、北海道を除く、沖縄~東北の広い範囲で、12月17日~26日の期間で、平均気温が30%以上の確率で、「かなり高く」なる予報が発表されました。今日から明日にかけては冬型で、12月に入って一番の寒気が南下し、西日本でも初雪になりそうな強い寒波が襲来しますが、その後週末からは一転、気温が上がる予報です。年の瀬、何かと外出する機会が多い季節です。暖かいのは外歩きには助かりますが、農作物やこれからスキーシーズンに入るゲレンデなど、高温による影響が心配されます。