東京都心は一昨日は19.3℃のポカポカ陽気でしたが、きょうは一転、正午の気温が1.6℃と真冬の底冷えの寒さとなりました。
南岸低気圧の影響で未明に降りだした雨は通勤時間帯に雪へと変わり、東京で11月に初雪を観測したのは54年ぶりとなりました。(最早の記録は1962年11月22日)
【初雪】東京(平年比40日早)、横浜(44日早)、熊谷(35日早)、甲府(30日早)、
前橋(21日早)、宇都宮(24日早)、水戸(37日早)
また各地の最大積雪は
軽井沢で23cm、河口湖で22cm、奥日光で21cm、熊谷で6cm、つくば市で4cm、千葉で2cm
東京都心は0cmですが、圃場の半分が雪に埋まったとのことで観測史上初の11月積雪記録となりました。
なお、北海道はさらに強烈な寒気下で、終日冷凍庫の中。けさは道東を中心に-15℃を下回り、弟子屈町川湯では-17.8℃の冷え込み。
東京・神奈川を含む全国37地点で11月としては最低気温の記録を更新しました。
今夜は天気が回復して放射冷却現象が起きます。あす朝は残雪や濡れた路面が凍りつき、スリップの危険がさらに高まりますので、外を出歩かれる方やお車を運転される方などは十分にご注意ください。
このような、秋をすっ飛ばした異常な季節の進み方は北日本や東日本のみならず、12月は西日本で寒気の影響を受けやすくなりそうです。今年は特に、冬物やタイヤチェーンなどの装備はお早めの方が良さそうですね。
(2016年11月24日 17:00更新)
がんちゃんです。
今月はじめの北日本の突然の大雪に飽き足らず、関東地方にも冬将軍がフライング気味にやって来てしまいました。秋から冬へのバトンタッチで気圧配置は周期変化モードになっています。天気や気温が目まぐるしく変わり、このところの気温の乱高下で体調を崩している方が多くなっています。体を冷やさないように気を付けましょう。